簡単にできるような小技こそが、セキュリティを守るときにとっても有効だったりするんですよね。
セキュリティ設定が小難しいようでは困ります。
やらないという選択肢がないくらい簡単でないと。 堅牢なパスワードを使うこと、データをバックアップしておくこと、OSを定期的にアップデートしておくこと、これらはいずれも誰にでも簡単にできることなんですよ。(リンクをクリックすると詳細を見ることができます)
そこで、さらにWindowsをセキュアにするWindowsセキュリティーの小技をあなたに伝授しましょう。
1. Windows Defenderをオンにしておく

Windowsをネットに接続するとき、かつてはアンチウィルスをインストールしたりソフトを構成したりしたものですよね。
でもここ最近、そんな面倒なことをしなくてもよいようになっています。WindowsについてくるWindows Defenderがあなたを守ってくれるんです。
さらに保護が必要ならサードパーティ社製のソフトももちろん使えます。でもWindows Defenderはちゃんとオンにしておき、設定しておきましょうね。
ウィルス対策ソフトウェアがインストールされていない場合や、Windows Defenderがオンになっていない場合には、Windowsが警告で教えてくれます。
Windowsの設定(スタートメニュー)からUpdate & Securityを選択し、Windowsセキュリティを選択します。
Microsoftが近い将来展開すると約束しているWindowsのサンドボックスのアップデートでは、さらに有害なアプリケーションを寄せ付けない機能がこれから使えるようになるようです。
2. ブラウザのチェック

ウェブブラウザは、言ってみれば世界へとつながる扉のようなものです。
みなさんきっと多くの時間を費やしていることでしょう。ブラウザのセキュリティを守るということは、すべてを最新に保つということに他なりません。
うれしいことに、プラウザを最新にしておくことは、そんなに難しいことではありません。最近のブラウザは自動的に自分で自分をアップデートしてくれますしね。
インストールしたアドオンやプラグインも最新に保つ必要がありますね。これらのプログラムはブラウザの内部まで届くものですから、必要ないものや冗長なもの、怪しいものはつけないに限ります。
定期的にチェックして、インストールされているプラグインなどが信頼できるものか、必要なものかを判断しましょう。Chromeでは、ブラウザのメニューから「その他のツール」→「拡張機能」を選択します。
クリックひとつで必要ないものをここから削除しておきましょう。
3. ダウンロードするものに注意

ブラウザといえば、ダウンロードしたりインストールするものには注意しましょう。
なるべく、よく知られたみんなが使っているソフトウェアを採用するようにし、使用するときは公式サイト(Microsoft Store)からダウンロードしましょう。
よく知らないソフトをダウンロードしたいときは、ウェブで検索して内容を調べ信頼性を確かめましょう。
ソフトウェアのインストールウィザードを進めるときはただ盲目に「はい」に従うだけでなく、ちゃんと内容を確認しましょう。いらないソフトをインストールさせられているかもしれませんよ。
使っていないソフトは削除しておくに限ります。海賊版ソフトやメディア(音楽や映画など)にも危険が潜んでいることをお忘れなく。
聞いたこともないソフトにはマルウェアやウィルスが潜んでいるかもしれません。不法なソフトをダウンロードするのは最小限に。バンドルされたソフトウェアや、勝手にインストールされたソフトウェアには気をつけましょう。
4. アプリの許可をチェック

ソフトウェアのダウンロードといえば、最近、Windowsではスマホのようにアプリに許可を与えることができるようになりました。
ですから、どのプログラムがシステムで実行許可されているのかを把握できます。プライバシーも大切ですが、セキュリティを守るという意味でもどんなソフトウェアを許可しているかも把握しておきたいものです。
Windowsの設定から「プライバシー」をクリックすると、「全般」タブからアプリケーションやウェブサイトに与えられている許可をここで確認できます。
ビデオ通話アプリでもないのに、カメラが勝手に許可されているアプリがないかなど確認ができます。どのアプリに位置情報の許可を与えているかも確認しておきたいですね。
すべてのアプリで許可をオフにしておくこともできますし、切り替えスイッチをオンにしてアプリごとに許可を設定しておくこともできます。
5. ユーザーパスワードの設定

今や自動ログインがあるので、アプリやウェブブラウザへのアクセスも簡単になっています。
だからこそ、コンピュータが勝手に使用されてしまった、盗難に遭ったなど、他人に不意にアクセスされてしまったときのことも想定しなくてはいけませんね。
ユーザーパスワードを設定しておけば安心です。
普段はあなた以外にコンピュータにアクセスする人がいないとしても、Windowsにログインしたときにはバスワードが常に要求されるようにしておきましょう(Microsoftアカウントを使用するとオフにすることはできませんが)。
これはWindowsのアカウント設定で設定できます。また、使われていないときには自動的にロックされるように設定しておくことも大切です。(使用されていないときには自動ロックしてロックを解除しないと使用できないようにする)
アカウントの画面より、サインインのオプションを選択し、「サインインを求める」から、「PCがスリープから復帰したとき」を選択します。
Windowsの設定からはシステムの電源とスリープでスタンバイモードになる設定を行えます。
Image: Gizmodo US
Source: 5 Simple Windows Security Tips You've Got No Excuse to Ignore
ギズモードジャパンより転載(2018.11.12)
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