「PayPay祭り」を始めとしたキャンペーンで盛り上がりを見せる電子決済。来るべきキャッシュレス時代には、より小さくてミニマルな財布が求められるようになるはず。
とはいえ、現金主義から電子決済への移行は、キッカケがないとなかなか始めにくいもの。そんな中、究極のミニマルにチャレンジした財布「nilwallet(ニルウォレット)」は、現金をできるだけ持たないようにするために、持ち主の意識すら変えてくれる財布と言えます。手持ちのお札やコインを減らすのは簡単なことではありませんが、意識を変えることができれば不可能ではありません。今回は、そんな革新的な財布を試す機会がありましたので使ってみた感想をお届けしたいと思います。
ミニマルなお財布を、さらにミニマルな構造に再設計

ニルウォレットは以前クラウドファンディングで好評だった前身モデルを改良し、一切の余分な装飾や素材を取り除いた極限まで削ぎ落とした財布です。

本体はシンプルなゴムバンド製になっており、パッケージからダミーカードを外すとリストバンドのように丸くなります。この張力が最低限の構造でもカードやコインを適度にホールドしてれる秘密になっています。

シンプルな構成だけに細かい部分の質感も気になりますが、裁縫に関しては写真の通り丁寧な印象で引っ張りにも弱さは感じませんでした。
ミニマルには必要十分な収納力

ニルウォレットは「できるだけ減らす」がコンセプトですが、いくらミニマルとはいえ収納力は気になるところ。そこでキャンペーンページに記載のあった最大収容力とほぼ同じ、プラスチックカード8枚、コイン10枚とお札を入れてみました。

全て詰め込んだ状態がこちら。若干コイン部分が苦しい感じもしますが、伸縮性のある生地によって多少の無理は効きます。ただ、見てわかるとおり、大量のコインを収納するための設計ではないので、持ち歩くコインはできるだけ少なくする方が安全です。

財布自体がほぼプラスチックカードと同じサイズのため、ジーンズのポケットに入れてもほとんど膨らみませんでした。男性の場合、二つ折り財布やスマホなどでポケットが膨れ上がって少し不格好になってしまう方も多いと思いますが、ニルウォレットは小さく目立たないのでよりスマートです。旅行やアウトドアなど身軽になりたい時のサブとしても良さそうです。
抜群のホールド力

ホールド感は予想よりもしっかりしており、このように力強く振ってみても中身はこぼれ落ちませんでした。

コインを取り出す際には、このようにニルウォレットの両端を握って変形させることで取り出しやすくできる仕様となっています。収納量によっては若干コツは必要な感じだったのでここはやってみて慣れる必要のある部分かと思います。
ミニマルを目指す方にも、アウトドアやレジャーシーンでのサブ運用にも向いている「nilwallet(ニルウォレット)」は現在クラウドファンディングサイト「Machi-ya(マチヤ)」にてキャンペーンを実施中です。単品が24% OFFの2,280円(税込・送料別)から支援可能となっています。気になる方は下のリンクから詳細をチェックしてみてください。
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Photo: 増田 隼也
Image: machi-ya
Source: machi-ya