12月の音楽といえばクリスマスソング。それ自体が嫌いなわけではないのですが、大人になってからはこの時期の忙しさやストレスと結びついてちょっとげんなりすることもあります。
実験で判明した、聴けばストレスが減る10曲
だから、リラックスできる音楽に耳を傾けたい。そんな気持ちはどうやら万国共通のようです。
イギリスで、ストレス軽減効果のある10曲が発表されました(なので、欧米の曲に偏っているのはしかたないのですが)。
曲の効果を測った実験では、難しいパズルを解かなければならない被験者たちの、曲を聴く前と聴いた後での脳波や心拍数、血圧などが比較されたのです。
1: Weightless /Marconi Union
2:Electra /Airstream
3:Mellomaniac (Chill Out Mix) /DJ Shah
4:Watermark /Enya
5:Strawberry Swing /Coldplay
6:Please Don’t Go /Barcelona
7:Pure Shores /All Saints
8:Someone Like You /Adele
9:Canzonetta Sull’aria /Mozart
10:We Can Fly /Rue du Soleil (Café Del Mar)
「Fast Company」より引用
クラシック曲ばかりかと思っていたら、意外にもモーツァルトの1曲だけがランクイン。コールドプレイやアデル、エンヤなどおなじみの名前がありました。
これぞ「ザ・ストレス軽減曲」!
1位は、イギリスの3人組、Marconi Union(マルコーニ・ユニオン)の「Weightless」。「重さがない」というタイトルだけでも気が楽になりそうで、動画も幻想的。
この曲は被験者の不安な気持ちを65%も軽減したそうです。
それもそのはず、「Fast Company」によると、この曲は音楽セラピストと協力してできたもの。心拍数、血圧、ストレスホルモンが下がることを狙って音色やハーモニー、リズムなどが熟考されたそうです。
この曲はリラックスして眠くなるので運転中には聴かないように、という研究者のアドバイスつき。8分という長さもちょうどいいので、私は瞑想用音楽に加えました。
透明で美しい音楽の定番エンヤ
4位のEnya(エンヤ)は、私も好きなアーティスト。彼女の音楽はどれも透明感があって、聴くとリフレッシュできる曲ばかりです。
ランク入りしたのは、1988年の同名アルバムからのインストルメンタル曲「Watermark(ウォーターマーク)」です。長いこと忘れていた名曲でした。
ロンドンからのポップソングがランクイン
7位は、イギリスの女性グループ、All Saints(オール・セインツ)の「Pure Shores(ピュア・ショアーズ)」。
ポップでガーリーな音色は好きなんだけれど、メロディにはマドンナの「ライク・ア・プレイヤー」を思い起こさせる部分もあって、どちらかというと私にとっては、ハッピーになれてテンションが上がるカテゴリーに入るかも。
そういえば、気分を上げてくれる曲というのはあったけれど、ストレス軽減用プレイリストは作っていませんでした。
さっそくリストの中から曲を選んで、ストレスを感じているなと思ったら耳を傾けることにします。
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Image: fizkes/Shutterstock.com
Source: Fast Company