絵本は子どもだけでなく大人にとっても魅力的です。でも、子どもに読み聞かせることに関していえば、小説や物語などを読んであげてもいいと思います。集中力のない相手に、100ページ以上ある分厚い本を開くのは、気が進まないかもしれませんが、長いお話を完読することはとてもやりがいがあります。
Redditのスレッドで、ある父親が、6歳の息子に2カ月かけて『ホビット』を全部読んであげた話をシェアしていました。
私は、息子が生まれたときから『ホビット』を読んでやりたいと思っていたのですが、お話を楽しめる年齢になるまで待たなければなりませんでした。私自身も『ホビット』を読むのは初めてでした。息子は、ナイト、お城、ドラゴンにまつわる全てが気に入ったので、この試みは大当たりでした。
昨晩とうとう完読したのですが、今日は息子が『霧ふり山脈』の歌を歌っているのが聞こえてきました。この体験は親子の絆を深め、息子がどんなに毎晩『ホビット』を楽しんでいたかがわかって私も気持ちがほんわかしました。
何章もある本や小説の読み聞かせは、楽しいイラストがない分だけ、子供の想像力が求められます。
そこがうまく働けば、子どもは夢中になります。私と夫が、当時4歳だった娘に『チャーリーとチョコレート工場』を何週間もかけて最後まで読んでやったとき、娘はさまざまな描写やシーンを思い描きました。
次はどんな本を読んでやろうかなと思ったぐらいです。
1回は短時間にして毎日続ける
Redditに投稿していた父親は、息子に『ホビット』を読んでやるのに2カ月かかりました。長いお話でも、毎晩10分から30分ずつ読み聞かせていくと、読破できると思います。
私は娘と一緒に小説を読むときは、短い章を読んでやり、その後別の絵本を見て、気持ちを紛らわせます。
本の読み聞かせは、子どもと歩む長い道のりであり、字が読めるようになってもやめる必要はありません。
Image: Sasenki/Shutterstock.com
Source: The New York Times, Reddit
Michelle Woo – Lifehacker US[原文]