もはや私は、Gmailなしでは生きられません。同時に、Gmailは最大のイライラ源だったりもします。同じように感じる人も多いのではないでしょうか。
インボックス・ゼロはとうにあきらめました(未読が1000件あっても気にならないようになりました)が、スパムメールが毎日たくさん届き、1週間も経たないうちに重要なメールが埋もれてしまうようになりました。
同じような状況に嫌気がさしているあなたのために、受信トレイをきれいにせずとも状況を打破できる秘策を教えましょう。Popular Scienceによると、Gmailの検索機能を駆使すれば、ゴミのようなメールを気にせずに済むそうです。
古いメールを見つける方法
昔のメールがなかなか見つけられない人は、こんな検索テクニックが便利です。どんなメッセージを探しているかによって使い分けましょう。
未読の重要なメールを探しているなら、「is:important is:unread」(「重要メール」で「未読」なもの)と入れて検索しましょう。送信者や本文の内容から、Googleが重要と判断した未読メールが表示されます。
かなり昔のメールをお探しなら「before:2016/12/31」のようにすると、指定日より前のメールを検索できます。具体的な日にちが決まっていないなら、「before:2017」のような書き方でもOKです。
最後に、Google ハングアウトのメッセージを探したいなら「in:chats」と検索します。このように検索結果を狭めることで、お探しのメールが見つけやすくなるでしょう。
ストレージ容量確保のトリック
Gmailの豊富なストレージ容量を使い果たしてしまったという人も、検索をうまく利用することで容量を解放できます。検索ウィンドウに「has:attachment larger_than:10mb」(10MG以上の「添付ファイル」付き)と入れて検索してみましょう。これで重い添付ファイルを見つけられるので、不必要なものを選んで削除できます。
また、CCやBCCで送られたメールを選んで削除する方法もあります。「cc:me」「bcc:me」(両方なら「cc:me OR bcc:me」)と検索して、不要なメールを削除しましょう。特定の人や会社からのメールを消すのも便利です。「from:〇〇(メールアドレス)」と検索してください。同様に、特定の形式の添付ファイルを見つけるには、「filename:jpg」「filename:gif」「filename:pdf」です。
今後のために、大量のメーリングリストから退会しておくのもいいでしょう。「label:^unsub」で、退会リンクが付いているメールを検索できます。
検索を使った整理のコツ
ラベルを使って受信箱を整理している人は、ほかにも検索を使ったテクニックがあります。それは「has:nouserlabels」。これで、あなたのラベル付けシステムから漏れてしまったメッセージを見つけることができます。見つけたら、カテゴリーに分類するなり、削除するなり、必要に応じた対策を取ることができるでしょう。
ご紹介したもの以外にも、Gmailの検索に使用できる演算子の一覧をGoogleが公開しています。こちらもぜひチェックしてみてください。
Image: Pixabay
Source: Popular Science, Google
Jacob Kleinman - Lifehacker US[原文]