投資って何となくとっつきにくいイメージがありますが、実際はそうでもありません。リスクもそんなにありません。ただ、情報が多すぎるのは事実です。学ぶのに少し時間もかかります。そのせいで、手を出せずにいる人が多いのでしょう。でもね、貯金ばかりに頼っている人は、インフレの問題を忘れていませんか?
BlackRockの調査によると「米国人の58%が資産をキャッシュで保有」しています。でもその現金、すべてインフレのリスクを負っているんですよ。Quartzが指摘しているように、インフレはあなたにとって友人ではありません。
非常時用の貯金や最低限の貯金なら、あってもかまいません。なぜなら、ある程度の現金は流動性(すぐに使える状態)を保っておいたほうがいいからです。一方で、金利1%程度の従来型貯金やマネーマーケットアカウントは、長期的な貯金戦略には不向きです。タンスに現金を置いておくのとほぼ変わらないのですから。
米国のインフレ率は現在1.9%。1914年から平均すると3.28%です。つまり、1%の金利でお金を預けていると、価値はどんどん下がります。すぐに違いを感じることはありませんが、定年退職するころには大きな違いになっているでしょう。より長期的で苦しい節約生活を強いられます。
自分で数字を確認したい人は、「Bankrate」のインフレ計算機を使ってみてください。インフレを考慮した場合とそうでない場合の価値を比較できます。
投資はとっつきにくいだけでなく、必ずリスクを伴うのが恐怖に感じる理由でしょう。せっかくのお金を無駄にするのはあまりにもつらすぎますから。でも、正しく行なえば、投資のリスクはそれほどでもありません。それに、インフレコストを相殺するためにも必要なことなのです。
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Image: Raido/Flickr
Source: BlackRock, Quartz, Trading Economics, Bankrate
Kristin Wong - Lifehacker Two Cents[原文]