私が毎朝最初にする作業は、パソコンでGmailを立ち上げることです。今や、メールはあらゆるタスクのハブのような位置づけとなっています。そしてこれからは、今回公開されたGmailのアドオンのおかげで、ますますハブとしての役割を果たすようになるでしょう。
これらのアドオンをインストールすると、Gmailからほかのアプリやサービスを直接使えるようになります。Googleはすでにいくつかのアドオンを公開していますが、今後も膨大な数のアドオンを受信トレイに追加する計画があるようです。

以下に紹介するアドオンはデスクトップとAndroid版の両方のGmailで動作します。
Asana:クライアント、顧客、チームメイトとのやりとりを、Asanaで共有・追跡が可能なタスクに変換する。あらゆる作業を受信トレイから行なえる。
Dialpad:デバイスからいつでも同僚に電話をかけたりメッセージを送信することができる。最近のやりとりを自動表示したり、Gmailから新しい連絡先を直接保存することが可能。
DocuSign(近日公開):契約や合意書などの書類にGmail上で直接署名することができる。
Hire:応募者の登録、応募者情報の管理、履歴書のアップロードなどをGmail上で行なえる。また、Hireアドオンからフル機能のアプリにアクセスすることも可能。
Intuit QuickBooks Invoicing:仕事関連の請求書をGmailから直接送信できる。顧客からの支払いをオンラインで受けとり、外出先から請求書や支払い状況の追跡が可能となる。
ProsperWorks:見込み客や顧客のデータにすばやくアクセスし、電話、デモ、会議などのアクティビティを記録することができる。 また、関連タスクやイベントの検索も可能。
RingCentral:RingCentralの連絡先のオンライン/オフライン・ステータスの表示、最近の通話履歴の確認、通話発信(RingCentral for Mobileが必要)、SMSメッセージの表示・送信が可能となる。
Smartsheet:Gmailを離れることなく、Smartsheetにメールの本文と添付ファイルを直接追加できる。
Streak:案件にメールスレッドを追加し、連絡先情報の詳細を表示し、スニペットを使ってGmail上ですばやく返答することができる。
Trello:メールをTrelloの実行可能なタスクに変換し、必要な作業をチームで確認できるようにする。
Wrike:メールからWrikeタスクを生成し、タスクの詳細を表示および更新する。また、Wrikeタスクのコメントの送受信ができる。
上で紹介した機能のうちのいくつかは、すでにGmailに組み込まれています。私はGmailでStreakを何年も使っていますが、今回のアドオンはとくに新しい体験を提供してはくれませんでした。とはいえ、今回のアドオンのおかげで、少し操作がスムーズになり、アプリをデスクトップとAndroidの両方で使えるようになったのは、間違いありません。
Gmailに新しい体験を追加したい場合は、G Suite Marketplaceをチェックしてください。

アドオンを追加するには、Marketplaceからアドオンをクリックし、続いて表示されるプロダクトページで「インストール」をクリックするだけでOKです。
実際、私の受信トレイにTrelloを追加するのに10秒とかかりませんでした。
Image: Google
Emily Price - Lifehacker US[原文]