Inc.:潜在意識は、あなたが思っているよりもずっとパワフルです。
呼吸など、生きていくために不可欠な行為を担っているだけでなく、バックグラウンドで常に世界を処理し、体験をふるいにかけ、関連付けを行っているのです。
神経科学者のDavid Eagleman氏は、BBCにこう語っています。
脳の働きを知れば知るほど、私たちの意識というものは、脳がアイデアを生み出そうと「私たち抜きで」向き合っている内容の要約に過ぎないことを思い知らされます。朝に目覚めて命を吹き返す「意識のあるあなた」という存在は、頭の中で起きていることのほんのわずかな一部に過ぎないのです。
シャワーを浴びているときなどに、待ちわびていた斬新なアイデアや重要な決断を思いつくのは、このような隠れたプロセスのおかげ。では、自分で指示を与えてもいないし認識もしていないこのプロセスを、もっとクリエイティブで冴えたものにする方法はないのでしょうか?
それが、あるんです。
心理学を学ぶ大学院生のBenjamin P. Hardy氏が書いたMediumの記事によると、潜在意識はほんの2ステップで強化でき、1日朝夜10分ずつだけでいいというのです。
寝る前の10分にすべきこと
差し迫った人生の疑問に、潜在意識が重要な答えをもたらすことがあります。でも、それは積極的にそれを求めた場合に限られるとHardy氏。
世界で成功を収めている多くの人は皆、眠っている間に意図的に潜在意識に働きかけています。
その方法とは?
夜寝る前に、瞑想の時間を少し取りましょう。まず、達成したいことを紙に書きます。次にそれに関連する疑問をできるだけ多く出し、紙にその疑問とそれに対する考えを記しておきます。具体的な質問であるほど明確な答えが得られるでしょう。眠っている間に、潜在意識が考えてくれるのです。
起きてすぐの10分にすべきこと
目が覚めたらまず、スマホではなく潜在意識をチェックします。起きてすぐの数分は1日の内でも特にクリエイティブな時間です。この貴重な時間を利用して、眠っている間に潜在意識が作り上げたアイデアを収穫しましょう。できるだけ短時間のうちに、脳内の情報を書き出すのです。
やることは、寝る前に記した疑問に対して、思いついたことをすべて書き出すだけ。シンプルに思えますが、Hardy氏によるとこれがなかなか厄介なのだとか。
このスキルを習得するには練習が必要です。何度も挑戦しなければならないかもしれません。でも、続けているうちに、自然とクリエイティブで直感的な爆発が得られるようになります。
そこまでくれば、驚きの結果が...
このシンプルなルーティーンが、自分の進むべき方向性とそのための手段を具体的に示してくれるでしょう。
あなたもぜひ、試してみては?
This 10-Minute Routine Is the Ultimate Mind Cleanse | Inc.