Inc.:Alphabet社のCEO(最高経営責任者)、ラリー・ペイジ氏が支援する謎めいた飛行車のスタートアップ企業である「Kitty Hawk」がようやくローンチしました。同社によると最初の車は2017年末までに利用可能になるということです。

Kitty Hawk社長のSebastian Thrun氏はGoogle社の自動運転車プロジェクトの立上げに協力した人物で、先日初めてKitty Hawkのウェブサイトのリンクをツイートしました。ウェブサイトでは件の飛行車「Kitty Hawk Flyer(以下Flyer)」が実際に飛行する様子が紹介されています。

Flyerは電気飛行機で、現在のバージョンでは、飛行ジェットスキーのようにも見えます。飛行機をテスト飛行させたCimeron Morrissey氏のレビューによると、最終版とは異なり、試作機はそれほど実用的ではなさそうです。

『New York Times』では、この空飛ぶ自動車のことを「ルーク・スカイウォーカーが余った部品で作成したようなもの」と表現しています。重量が100kgあり、Morrissey氏によると時速25マイル(40キロメートル)で移動できるそうです。同氏はこのFlyerを「おもちゃのヘリコプター」にたとえています。

「この試作機は空飛ぶバイクのように見えますし、そう感じます。シートにまたがると、前傾姿勢になります。ちょうどバイクに乗るときのように。」

「操縦桿はハンドルバーのセットに組込まれていて、ビデオゲームのコントローラー上のボタンやジョイスティックと同様の働きをします。Flyerはヘリコプターのように垂直に離着水します。しかしヘリコプターと異なるのは、Flyerは完全に電動で8つのローターで動くという点です。」

Kitty Hawkのホームページによると、飛行車は「安全であり、テストは実施済であり、非密集地域で飛行する限りにおいてアメリカ国内での操縦は法的に可能」ということです。飛行にパイロットの免許は必要なく、Kitty Hawkによると数時間訓練すれば運転できるようになるということです。 試作機は水上を飛行するように設計されており、それがジェットスキーのように見える理由です。ビデオはMorrissey氏がカリフォルニア州のある湖でFlyerを飛行させ水上約10メートルを滑空させる様子を映しています。

同社は1台当たりの価格をまだ明らかにしていませんが、今100ドル支払っても良いという人には2,000ドル(1,560ポンド)の早期購入割引を提供しています。『New York Times』によると、早期支払いをすると値引きとFlyerテスト飛行の可能性の両面でお得となりそうです。

Kitty Hawk Flyerが飛行する様子は以下の動画でご覧下さい。

Google Founder Larry Page's Flying Car Is Finally Here (and You Could Buy It by the End of the Year) | Inc.

Shona Ghosh(訳:コニャック)