一人旅には良いことがたくさんあります。好きなときに、好きなことができて、世界と自分を新しい視点から見つめ直すことができます。誰の影響も受けずに、エキサイティングでマインドフルな旅を満喫できます。しかし、旅に出てしばらくすると、思いついたアイデアや、おもしろい発見を語り合う相手もおらず、独り言をつぶやきながらご飯を食べる自分がいる。これは本当に淋しい。
この記事はFY!Sに投稿されたものです。2015年の後半、アジアを9カ月間、1人で旅をしてまわりました。最初は1人で旅をすることにスリルと興奮を感じていました。あちこちの公園でポケモンGoをしたり、回転寿司で何皿食べられるか挑戦したり、気まぐれに街をぶらぶらすることが楽しくてしかたがありませんでした。しかし、一人旅には不利な点もあります。1人では食べ切れないと思って食べたいものを我慢したり、ファミリーレストランに入ることを恥ずかしく思ったりしました。また、場所によっては1人では危険だと思って行くのをあきらめました。一人旅も楽しいとはいえ、旅先でしたさまざまな体験を、1人、あるいは2人の同伴者とシェアできればどんなにいいかと思いはじめるまでに、それほど時間はかかりませんでした。
一人旅の孤独と戦うために、私は単純に、人と出会えるような環境に自分を置いてみようと思うようになりました。そうして、さまざまなリソースを使いながら、世界各地の旧友や新しい友人たちと会合し、楽しく時間を過ごしてきたのです。昔からの友人もいましたが、多くは旅の途中で知り合った人たちです。旅から帰った後でも連絡をとっている人もたくさんいます。
人と出会うには、自分から話しかけなければならない
ここから、旅行中に人と知り合いになるやり方をお話しますが、知らない人に話しかけることに対するハードルが、私とあなたではかなり違っているかもしれません。もしあなたがシャイな人間なら、これから紹介するアプローチを簡単には実践できないかと思います。でも、それでいいのです。シャイは悪いことではありません。むしろ、旅先で人と出会いたいという欲求をうまく使って、知らない人に話しかける勇気を身につけようと考えてください。

知らない人に話しかけるのは恐ろしいことです。でも、思い切って行動して、大失敗したとしても、それが何でしょう? 相手はそもそも知らなかった人です。本当の意味で失うものなど何もありません。
必要なのは、少しばかりの勇気です。痛い目にあう結末を幾通りも想像できるかもしれませんが、あなたが旅行者として素直な気持ちで話しかければ、たいていの人は、同じように素直に応じてくれます。もし、応じてくれないなら、その人は知り合うべき相手ではないのです。また、話しかけた相手がすべて良い友人になる必要はないことも覚えておきましょう。
これからあなたは知らない人にたくさん話しかけねばなりません。最悪の場合、無視されるか、つっけんどんな態度をとられることもあるでしょう。でも、気にすることはありません。これは本当のことですが、たいてい、そういう人はあなたのことなど2時間以内に忘れてしまいます。
会話がしやすくなる5つのコツ
結局のところ、「うわ、今日はおかしな天気ですねぇ」で終わってしまわずに、そこから会話を続けるのに必要なものは、スキルです。あなたが私と会ったとしてもわからないかもしれませんが、私はとても内向的な人間です。いろいろ苦労を重ねながら、初対面の人との会話をなんとかこなしてきた感じです。どうやって会話を切り出したらいいか、どうやって止まった会話を再開すればいいか、最初はとても苦労しました。しかし、やるうちにだんだんと上達していったのです。会話に関して私は独自のルールを設定しています。「お仕事は何ですか?」を中心にした会話はしないということです。私自身が聞かれたくないからです。そうして経験を重ねていくうちに、会話がしやすくなるコツをいくつか習得することができました。
1. 観光客に徹する
観光客になるのは恥ずかしいことではありません。好奇心いっぱいで素直に楽しんでください! Nomadic Mattさんは、現地のツアーや団体に参加することを勧めています。「たとえば、地元の小さな団体がやっているツアーに参加する。ツアー中は、地元の生活や、この地方で生まれ育つのはどんな感じなのかをどんどん質問しましょう」。
人は、観光客にはふだんとは違う対応をします。良い対応の場合もあれば、悪い対応をすることもあります。たいていは、害がなさそうな観光客が困っている様子でいれば、よろこんで質問に答えてくれます。世界の"すべて"の国を訪問した驚くべき旅人のHenrik Jeppesenさんは、かつて私にこう話してくれました。「"こんにちは、この辺りでおすすめの観光スポットや、アクティビティはありますか?"。こうやって、すばらしい人たちと出会ってきたし、宿が見つからなかった日に家に泊めてもらったりしたよ」。
一方で、積極的に近づいてきて、不自然なほどにフレンドリーな人には注意が必要です。本当にただの気のいい人である可能性もありますが、私ならたぶん安全策をとります。
観光客じゃないふりをしても何もいいことはありません。好奇心を持って、素直な質問を投げかけるのが、会話をスムーズに始める一番の方法です。
2. 写真を撮ってあげる
ほかの旅行者と知り合いたいなら、人気のある観光スポットに行ってみましょう。すぐに、そこにいる人の75%が自分と同じ旅行者で、20%が商売をしている現地の人、5%がスリや悪いことを企んでいる人であることがわかるでしょう。科学的な裏付けはありませんが、だいたいこの通りのはずです。
たいていは、自分と同じような一人旅の人間が、自撮りをしようと四苦八苦しているところに出くわすはずです。写真を撮るのが得意なら、手伝ってあげましょう。その後で、一人旅なのかを尋ね、よかったら何時間か、あるいは今日一日、一緒に行動しませんか、と提案してみます。私の場合、この方法はかなりうまくいきました。
3. 自分の趣味を知らせる
私のバックパックには、いつも、「パラッパラッパー」や「ぐでたま」や、アニメキャラのキーホルダーがぶら下がっています。よく目立って、私がかわいくてちょっとオタクなものが好きなことを周囲に触れ回ってくれます。見つけてもらうためにわざとこうしたキーホルダーをつけているのです。パラッパラッパーやぐでたまが好きな人に悪人はいません。実際、誰かが恥ずかしげもなく寄ってきて、私のキーホルダーを指差すことが、驚くほどたくさんありました。重要なのは、彼らが私に話しかけるという難しいハードルを越えてきてくれたということです。さらに、すでに話すネタがそこにあるわけです。
別にキーホルダーである必要はありません。今読んでいる本や、お気に入りの手帳、ステッカー、水筒、なんでもかまいません。何か人の興味を引きそうなものを持っていれば、目につくところに出しておきましょう。会話の良い糸口になってくれます。
逆に、あなたが人の持ち物を指差してもいいのです。たいていの人は喜んでくれます。ただ、「いい靴ですね」と言うのではなく、「その靴よくお似合いですね。どこで買ったのですか?」と尋ねてみましょう。そうすれば、あなたがよその地域から来たことを伝えたり、いろいろなことを話すよいきっかけになります。
会話のネタになりそうなものをたくさん持っていきましょう。人目を引きたいときは、そうしたグッズを目に見えるところに出してください。もちろん、どこで出すべきかはよく考えて。
4. "間違った"仮説を立ててみる
少し前のことです。ロンドンのコーヒーショップに座っていたら、隣にいる男の人が、TouchBar付きのMacBookでタイプしているのに気がつきました。私は冗談っぽく、「かばんの中にドングル(変換アダプタ)がいっぱい入ってるんじゃないですか?」と話しかけました。彼はすぐに、かばんの中を見せて、持ってないことを示し、このMacBookのデザイン的欠陥にはイライラさせられる、次のバージョンが出るまで買わないほうがいい、と教えてくれました。それから、私たちはAppleやテクノロジー、ロンドンでベストなフィッシュ&チップスのお店などについておしゃべりしました。

たしかに、私は少しばかり勇気があったし、最新のテクノロジーもめざとかったわけですが、大事なのはそこではありません。ポイントは、人は尋問のように質問されるのは好きじゃないということです。反対に、相手が言った間違いを訂正するのは大好きです。私はこのことをスピーキングのコーチであるSharí Alexanderさんから教えてもらいました。
ですから、もし誰かと会話を続けたいのに、何を話せばいいかわからないときは、個人的なことに立ち入らない範囲で、率直で無邪気な仮説を立て、尋ねてみてください。もしあなたが間違っていても心配はいりません。相手は喜んで訂正し、いろいろ教えてくれるでしょう。そして、そこから会話が広がります。
今度ぜひ、「この店はこの街で一番おいしいラーメン屋ですよね?」など、こうした無邪気な仮説を試してみてください。もしあなたが間違っていれば、そこから楽しい会話が始まるはずです。
5. 小さな"ギフト"を持ち歩く
どこへ行っても、土産物屋で安い小物や手帳を見つけることができます。私はいつも、マグネットやキーホルダーなど重いもの以外で、興味を引いたものをいくつか買うことにしています。たとえば、日本では、神社のお守りを手に入れました。興味を引くものがないときは、M&Msなどシェアしやすい甘いお菓子を買います。
こうした小さなギフトを持っていると、クールな人たちに出会ったり、誰かの1日をちょっとだけ幸せにしてあげたくなったときに便利です。Peter Shankさん(Sol Orwellさん経由でM&Msのヒントを教えてくれた人)が指摘するように、M&Msはお金もかからず、誰かを笑顔にして、自分も笑顔になるためのとってもいいやり方です。まわりにいる全員を笑顔にすることができます。
小さな記念品やギフトは、会話をより楽しいものにします。
私はいつも必ずこうした"トリック"を使うわけではありません。会話が自然になくなってきたときに、考えすぎないことも重要です。もし、2人の会話がだんだんとしぼんできて、また天気の話でもしなければと思うようなら、無理に会話を続ける必要はありません。
ホステルは簡単に旅行者と出会える場所。でも、誰にでも向いているわけではない
ホステルに滞在すれば、旅行資金を節約できて、ほかの旅行者と知り合うこともできます。一人旅にはぴったりの場所です。しかし、少なくとも一時的には。私自身はなるべくホステルを避けています。昨年は1カ所か2カ所しか利用しませんでした。私がホステルを避ける理由は以下のとおりです。
- 客層が若すぎる
私は"子どもはあっち行け"タイプの人間ではありませんが、私にとって、ホステルの雰囲気はいささかワイルド過ぎます。私はもはやパーティーには興味がありません。たまに楽しいときもありますが、二日酔いになって1日を無駄にするほうが嫌なのです。
- プライバシーの無さに疲れる
あなたがパーティー好きだったとしても、プライバシーの問題は残ります。ホステルではまったくプライバシーがありません。そのことを考慮に入れておきましょう。
- 仕事ができない
私にとってはこれが一番のデメリットです。フリーランスのノマドである私は、イレギュラーな時間にメールをしたり、仕事をすることがよくあります。コーヒーショップが閉まっている時間に仕事をしなければならないとき、ホステルのなかで作業に集中できる場所を探すのにいつも苦労します。
1週間までの滞在ならホステルでも問題ありませんが、それ以上になると、プライバシーの欠如や、ほかの旅行者との付き合いに疲れてしまうでしょう。そこで出会う旅行者はクールな人たちです。でも、旅の本当の醍醐味は、現地に住む人びとと知り合い、友だちになることです。それが、私がAirbnbを選ぶ理由です。
ホステルは、旅行者と出会うには最高の場所ですが、リモートワーカーや、パーティー好きではない人、プライバシーが欲しい人には向いていません。
Airbnbのホストは現地への入り口
以前、長期滞在者向けに、Airbnbの選び方、使い方ガイドを紹介したかと思います。Airbnbは私のような長期滞在者にとって便利ですが、なによりも、現地の人と一緒に時間を過ごせるというところがポイントです。
ほとんどのAirbnbホストは旅行者にフレンドリーで、人によってはそれ以上の応対をしてくれます。リクエストすれば、地域を案内してくれるホストもいます。予約をする前に、部屋の説明にそうしたことが書かれていないかをチェックし、ホストの性格を見極め、レビューを熟読してください。
私はいつも、ホストと初めて会うときに、「私を受け入れてくれてありがとう」という気持ちを込めて、小さな贈り物をするようにしています。こうすることで、ホストの態度がかなり和らぐのを実感しています。私自身、まともな人に見てもらえるし、ホストにとっても、私を何かに誘う良い口実にもなります。また、私はホストが何をするのが好きか、好きな食べ物は何かなど、たくさんの質問をします。そうやって何日かが経つうちに、ホストの好きなことや、好きな食事にこちらから誘いやすくなります。一緒に出かけることで、ホストの友人たちに会う機会も生まれます。また、別のAirbnbゲストとも仲良くなれます。
念のために言っておくと、Aibnbホストとの関係がいつもこの通りにいくとはかぎりません。でも、馬が合えば、Airbnbホストをとおして、地域のすばらしい場所やすばらしい食べ物を知ったり、現地の人とも知り合いになることができるのです。ほかにも、CouchsurfingやBeWelcomeなどのサービスでも、現地のホストとつながることができます。
私はいつも、地元出身のAirbnbホストのところに宿泊し、仲良くなって、その街についてたくさんのことを学びたいと思っています。多くの場合、ホストの友人や地域住民とも知り合いになれます。
あなたのソーシャルネットワークは非常に強力です
私はソーシャルメディアをアクティブに使っていて、つながってる人たちに自分が今どこを旅しているかをいつも知らせるようにしています。どこにいくときもFacebookに「私に会わせたいクールな友だちはいますか?」と声をかけます。こうやって、何人もの友人の友人とつながることができました。かなりの人が一緒に遊んでくれて、何人かは私自身のよい友人となってくれました。

TwitterとInstagramもあります。ありがたいことに、 FacebookやInstagramでメッセージを送ってきて、どこへ行き何をするべきか教えてくれる人たちがたくさんいます。そうしたヒントを大いに参考にさせてもらっています。ときには、誰かが連絡してきて、会えませんかと言ってくるケースもあります。私はほとんどすべてのリクエストに応えるようにしてきました。
もちろん、初めて会うときは、変な人じゃないか心配なので、昼間に人の目がある場所で会うようにしています。これまでのところは、いい人ばかりでしたが、賢く安全に立ち回るにこしたことはありません。
あなたにフォロワーがいなくても大丈夫です。ソーシャルメディアで気に入った人をフォローしたり、特定のハッシュタグを検索したり、ほかの旅行者にコンタクトをとってみましょう。たとえば、Instagramなら、都市の名前や、#travelなどのハッシュタグで、たくさんの旅行者が見つかります。見つけたら、コメントするか、メッセージを送りましょう! 少し努力が必要ですが、何も行動しなければ、何も起こりません。
食と旅行に関するサイト「Legal Nomads」を主宰するJodi Ettenbergさんは、自分が関心のある分野の専門家に連絡をとります。「自分が情熱を傾けているプロジェクトや関心事を通して人と出会うのが、一番いいやり方です」と彼女。「私にとってそれは食です。食べることが大好きな現地の人やその土地に住む外国人に連絡をとります。また、同じ関心を持つ人々と出会うには、どんなイベントや会合に行けばいいかを尋ねます。レストランや市場での偶然の出会いも楽しいものですが、私はこのやり方で、新しい友人をつくっています。それも、自分と同じ情熱を持つ人たちです」
ソーシャルメディアを使って、友人の友人とつながれるかを試してみましょう。また、自分のフォロワーや、あなたがフォローしてる人たちともつながれるかやってみましょう。
Wi-Fiのあるラウンジ、バー、コーヒーショップで待ち受ける
すべての旅行者に共通することが1つあります。WI-Fiが必要だということです。Wi-Fiを提供しているスターバックスやマクドナルド、バー、ラウンジに行けば、ほかの旅行者にほぼ間違いなく出会うことができます。
現地のFacebookグループを探す
私はかつてフリスビーにハマっていました。東京にいたある日、フリスビーのローカルグループがあるかGoogleで調べてみることにしました。すると、毎週火曜日と日曜日に活動しているFacebookグループが見つかりました。どうやら2日後に自由参加のゲームがあるようです。つまり、異国の地で、私の大好きなことを楽しみ、人と出会えるチャンスがあるということです。私がしなければならないのは、そこへ足を運ぶことだけでした。最初は知ってる人が1人もいないのでびびっていましたが、がんばって参加して本当によかったと思います。みんな、ものすごく歓迎してくれました。そこで知り合った人たちとは、今でもつながっています。
この発見以来、必ず旅先で何をしたいのかを考え、Googleで検索することにしています。「日本で相撲を見る」「アーチェリーのレッスンを受ける」「パンダのおにぎりを作って弁当箱に入れる」などを思いつくと、必ずGoogleで検索し、Facebookグループを探してみます。多くの場合、こうしたグループは、外国人、旅行者、英語を話す現地住民から構成されており、メッセージを送って会いにいくことができます。
Facebookグループは、英語を話す地元の人や、外国から現地に移り住んでいる人と出会うには、うってつけの場所です。
ミートアップ系サイトやアプリで人と出会う
TinderやMeetup.comが頭に浮かぶと思いますが、旅行者や出会いを求めている人たちとつながれるウェブサイトはほかにもたくさんあります。日本のLEVARTなど、特定の国限定のものもありますが、世界中で使えるサイトやアプリもいくつかあります。
- Hacker Paradise:Hacker Paradiseは、デジタルノマドをはじめ、場所に縛られないプロフェッショナルのための旅行コミュニティです。同サイトが主宰するツアーは数カ月に及びますが、最低2週間からの参加が可能なので、プロフェッショナルたちとの人脈づくりが目的なら、短期の参加を選んでもよいでしょう。
- TravBuddy:TravBuddyは、TripAdvisorとYelpのいいところを兼ね備えていて、さらに、ほかの旅行者とも出会えるプラットフォームです。
- ePenPal:世界のローカルとつながれるアプリです。なによりいいのは、メッセージを翻訳してくれるところです(Google翻訳なので完璧ではありませんが)
- BonAppetour:現地の人と一緒に夕食を食べられる、Airbnbのようなサービスです。
- Badoo:BadooはFacebookユーザー同士が出会える場所、あるいはデートサービスとも言えます。あまり時間がないときでも、現地の人と知り合いになれますが、多くの人がこのサービスをナンパに使っていることは頭に入れておくこと。求めているものによって、Badooが合う人も合わない人もいることでしょう。
FacebookやYelpのローカルイベントに出かけるのもよいでしょう。 21世紀はそんなことまでできるのです。
何よりも安全第一で
もちろん、安全についても考えておかねばなりません。とくに、サイトやアプリを通じて知らない人と出会ったり、UberやLyftを利用するときは、信頼できる誰かに相手の写真とプロフィールを送っておくようにします。何かちょっとでもおかしいと感じたら、すぐに離脱しましょう。そうすることに罪悪感を感じる必要はありません。
女性の一人旅ですので、状況に気持ちの悪さを感じたら、FOMO(取り残されることへの恐れ)に負けずに切り上げるようにしています。また、土地を移動したり、山にハイキングに出かけるときには、母国の友人や、Airbnbホストなど、必ず誰かに自分は今どこにいて、いつまでに帰る予定なのかを伝えるようにしています。
自分から連絡がないまま決められた日数が過ぎたら、必ず行動を起こしてくれるように頼んでおくことが重要です。そうしないと、相手は「成り行きを見守る」ことしかできなくなります。私はいつもちょっと深刻な感じで、「いついつまでに私から連絡がなければ、Liam Neesonさんに電話して、私を探しはじめて」と伝えるようにしています。期日までに必ず連絡を入れるようにしているので、頼まれた人が無駄に心配したり、Liamに電話することにはなりません。もちろん、そんなことは起こって欲しくないものです。
いかがでしょうか。人と出会うために利用できるツールがこんなにたくさんあることがわかったと思います。あなたはただ、そう願い、いくらかの努力をするだけでいいのです。何の保証もありませんが、試してみても失うものはありません。結局のところ、友達づくりや人と知り合うやり方は、母国にいるときと何ら変わりません。積極的に行動し、心を開いて、安全には十分注意するということです!
The Solo Traveler's Guide on How to Meet People While Traveling|FY!S
Stephanie Lee(原文/訳:伊藤貴之)