あなたのライフスタイルを刺激するアイテムを、雑誌・広告などで活躍するインテリア&プロップスタイリストの窪川勝哉(くぼかわ・かつや)さんが厳選して紹介する本連載。
今回は、秋の夜長ということで「心地良い睡眠」をテーマにセレクションしてもらいました。

そこで、心地良い枕やマットレスについては個人差があると思うので、スマホアプリと連携したり、便利だけど思わずクスッとなってしまう、違った意味で心地良いユニークな睡眠関連のアイテムをセレクトしてみました。
スマホ連動でカーテンが自動開閉。太陽の光で目が覚めることが

どうして、太陽の光を浴びるとスッキリ目覚めることができるのか、僕自身は実感でしかわかりませんが、ライフハッカーの記事で紹介されているそうなので、詳しくはそちらをご覧ください。
さて、1つ目ですが、僕と同じように窓から降りそそぐ太陽の光で目覚めたい人におすすめの「めざましカーテン mornin'』。既成のカーテンレールに本体を取り付け、専用のスマホアプリで時間をセットすると、自動的にカーテンを開閉してくれるお目覚めアイテムです。

カーテンレースを押したり引っ張ったりして動く、微妙にアナログな要素と、スマホ連動のデジタル要素が組み合わさっているところが、今っぽいユニークさを感じます。
本来、カーテンは光の調節や、室内を保温する役割もあるので、カーテンを閉めて寝ている人には、自然の光で目覚めることができる便利なアイテムだと思います。
曇りや雨の日でも安心。部屋を朝の光で包むアイテム

ただ、読者の皆さんの中には、アラームやバイブレーションで起こされることにイラッとしたことがあると思いますが、そんなときは、「inti SQUARE」で、光で目覚める新しいスタイルを試してみたらどうかなと思っています。これなら、天気に左右されることがありませんからね。
そもそも寝付きを良くしたいなら

睡眠に関する記録や分析をスマホで確認できるアイテムはほかにもありますが、おもしろいなと思ったのは、眠りの特長を9種類の動物にたとえたタイプ判定です。
これは、夜型のフクロウ、朝が弱いネコなど、動物の特性に合わせてタイプ分けしていて、その動物=タイプに合わせたアドバイスをしてくれます。ライフスタイルによって最適な睡眠行動は違うので、「みんなでこうなろう」ではなく、「あなたはこうしましょう」というスタンスがいいですね。
眠りに関しては、さまざまな情報、アイテムが溢れていて、何をどうすればいいのか、最適化はなかなか難しい課題です。
しかし、窪川さんのように入眠から起床までの習慣化を目指せば、改善への1歩を踏み出せるかもしれません。まずは、睡眠習慣について正しい知識を身に付け、今回紹介したような睡眠アイテムを活用しながら睡眠課題を克服してみてはいかがでしょうか。
(聞き手・文/香川博人、協力/窪川勝哉)
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