Inc.:生まれつき社交的な人でもない限り、新しい人に会うというのは普通緊張するものです。そんな人たちにとって、ネットワーキングイベントというまさに新しい人と出会うための場は疲れてしまうかもしれません。自分を知的に見せたいけれど、なにを話したらいいのか分からない。そして、長い沈黙が訪れることやつまらないことを言ってしまわないかビクビクする始末。そんな経験ありませんか?
でも、人々があなたに自分のことを話しはじめたらこっちのものです。きっとその人はあなたのことを素晴らしい話し相手だったと感動して帰路につくことでしょう。
今回はそんな話し上手になるための、ネットワーキングイベントで使える11の英語フレーズを紹介します。1. "What's your name?"(お名前はなんですか?)
丁寧な自己紹介は重要です。そして、シンプルに行うのがベストです。相手に歩み寄り、握手を差し出して自己紹介しましょう。
2. "What do you do?"(お仕事はなにをされていますか?)
人は自分が興味を持っている人と話すのが好きなのは覚えておきましょう。そして、人は自分自身のことを話すのが大好きだということも。質問をしているときは注意散漫にならないよう集中して、相手に興味を持ちましょう。あなた自身が相手に興味を示しているときこそ、相手にとってもあなたが一番興味の湧く人間となるからです。
3. "I can't believe we both . . . "(私も〜なんです!)
可能ならばできるだけ相手との共通点を見つけましょう。興味のあることでも仕事関係でも構いません。(一般的なイベントよりもはじめから共通点が分かっている仕事関係のカンファレンスや地理的な共通点がある場だとより見つけやすいかもしれません。)
4. "Can I ask you more about . . . ?"(もっと個人的なことを聞いてもいいですか?)
オープンマインドを持って、心から真に相手に興味を持ちましょう。もしグループの輪のなかにいるならその場を離れずに、会話を盛り上げるにはどんな質問をするべきか考えてみましょう。
5. "I really like . . . "(〜が素敵ですね。)
相手を褒めましょう。でも、本当になにかを素敵だと思ったときのみです。もし褒めて気まずく感じるのなら普通にしていましょう。相手のことを褒める部分が見つからないと感じるときは、食べ物のことやその場の環境など必ずなにかしら褒めるものはあるはずです。
6. "I recently read that . . . "(最近本で〜と書かれているのを読みました。)
ほとんどのネットワーキングイベントでは、一度に複数の内容が会話中で交わされることがほとんどです。要点を絞って聞き、自分がいかに興味深い情報を提供できるか考えましょう。
7. "What do you think about. . . . "(〜についてどう思いますか?)
もしなにかの分野でエキスパートである人たちに囲まれているのなら、人々は自分の意見をシェアするのが大好きだということを覚えておきましょう。
8. "It's funny to me . . ." (おもしろい!)
ユーモアは人と繋がる良い手段です。ネットワーキングイベントでは多くの人が緊張しています。礼儀をわきまえ、なおかつタイミングの良いジョークなら人々を安心させて自分の印象を植え付けることができます。
9. "Did you see the game last night?"(昨夜の試合を観ましたか?)
スポーツは人々を繋げる鉄板のトピックです。政治的な議論をする危険性なく、スポーツの話で盛り上がることができます。
10. "Can we exchange contact info to schedule a time for us to finish our conversation?"(この会話の続きをするため連絡先を交換しませんか?)
自分にとって価値ある人に出会えたと思ったら、その場を去る前に必ず連絡先を交換しましょう。
11. "We recently met at . . . and I wanted to follow up with . . ."(〜でお会いした者です。今後ともよろしくお願いいたします。)
イベント後は早めに、そして丁寧にフォローアップをすることを忘れずに。ネットワーキング抜きにして、会話スキルを身につけることは自身のキャリアや人生で大きなプラスとなります。最初の一言はこうしたテンプレだったとしても、問題ありません。自信を持って会話に飛び込んでいってみてください!
11 Smart Phrases to Use at Networking Events | Inc.
Lolly Daskal (訳:wasabi)
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