Android:スマートフォンとは、アプリを使うためのガジェットなのですから、サッと必要なアプリを起動できることは重要なことです。

ところが、置き場所を覚えているアプリは別として、たまにしか使わないアプリとなると、どこに片付けたのかを忘れて探しまわることになります。

iPhoneのように「ホーム画面はアプリ置き場」と割り切っているインターフェイスは、この点において優れていると言えますが、これもアプリが多くなってくるとホームのページ数、あるいはフォルダ数が増えたりして、煩雑になってしまいます。

「だったら、ひとつの画面内にすべてのアプリを表示してしまおう」というのが、『Lens Launcher』の基本的な考え方です。

使い方は、公式動画で見ていただいたとおり。画面に指を置くと付近が拡大され、必要なアプリの上で指を離せば、そのアプリが選択されます。

これによって、「やけに小さいアイコンだし、タップが難しいのではないか」という心配は無用となっています。

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各アプリは、アルファベット(五十音)順だけでなく、アイコンの色の順に並べることもできます。私の場合、アプリ名を覚えていなくて「えーと、アレアレ」なんて言いながら探すことが多いので、この色分けがお気に入りです。意外でしたが、アイコンの色を頼りに探すというのは、やってみると直感的で見つけやすいのです。

「自分の好きな順番に並べ替えることができれば、もっと良さそうだ」という考えが頭をよぎりましたが、そうなると整理整頓に苦心しなくてはなりません。この割り切りはひとつの解といえるでしょう。

ユーザーインターフェイスは、人によって好みが分かれるものです。しかし、インストールしてあるアプリ数などの条件によっては、これもベターな選択肢と言えるでしょう。

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(田中宏和)