Inc.:この記事をクリックしたのは、朝が嫌いだからですよね。わかります、私も朝が嫌いです。私はアラームが大嫌いで寝過ごすのは当たり前、典型的な夜型人間でした。でも、今は朝5時に鳴るアラームの数分前にはすっくと起きて、オフィスに行く前に重要な仕事を済ませることができるくらいになりました。早起きはモチベーションを与え続けてくれます。仕事でより良いパフォーマンスを実行できるだけでなく、かなり効率的に働くことができます。

一体、私がどうして早起きできるようになったのか? 朝のルーチンに取りかかりやすくしてくれた、パワフルな習慣を以下5つ紹介します。

1. 朝起きてからすぐに家を出ないこと

私が若いときは朝早く起きてそのまますぐ会社に向かっていました。それはそれはひどかったです。午後2時には疲れ果てて目がトロンとし、結果として大量のカフェインを摂取していました。

カフェインで覚醒すると、その日の夜眠るのが難しくなります。その結果、朝のアラームで起きるのが辛くなって翌日寝過ごしてしまうという負のループにはまっていました。

現在は朝5時に起きることが辛くありません。なぜなら起きてからやることは階段を降りて下に行くことだけだからです。本当にそれだけで、朝のワークアウトもしません。ただ階段を降りて、階下のダイニングテーブルで仕事をすることが自分にとって上手くいっています。これは起きた直後にできる簡単なステップです。

2. 電気をすべてつけない

私は起床するとき電気を薄暗くしておきます。そうすることで自分がまだ、完全に現実世界にいるのではなく、半分夢の中にいる心地がするからです。私は夢から現実に移行するときはゆっくり、すこしずつ暗闇から起きる必要があるのです。

もし朝型の人間でないのならば、起きてすぐ電気をすべてつけて音楽をガンガンかけるのはやめましょう。いきなりではなく、徐々に自分自身を覚醒へ導くように工夫しましょう。

3. 起きてからやることは1つに留めよう

私は朝起きたらやることを1つに絞ってそれのみをやります。それはたいていライティングですが、この方法はほかの考えなければいけないことから自分の頭を解放してくれます。何をやるかは前日の夜に決めると、朝考えなくて良いので、あとは自動的にやることをやればいいだけです。

早起きしたら、やることを1つだけに絞りましょう。起きてからその1つの事柄ができるかどうかを見極めるのです。それを達成できたとき、その日のほかの仕事もスムーズにできる自信をつけることができます。

4. ベッドの中にいる心地よさを保とう

私は起きてから柔らかく着心地の良いローブを身にまとって、ふかふかのスリッパを履きます。階段を降りるときはまだベッドの中にいるような心地です。私はすぐにシャワーを浴びたり、ひげを剃ったり、ランニングに出かけたりしません。その逆が自分には合っています。

ベッドの中の心地よさを保つことは、自分の1日に特別な時間を設けたような気がするので気に入っています。その時間はまだ仕事モードではなく、家モードでいられます。そうすることで、自分が準備できたとき仕事モードに切り替えやすくなります。

5. 瞑想で1日を始めよう

時として、朝からその日やることに追われて頭がいっぱいになることがあります。1日にできることは限られているので、時間との戦いです。でも、そんなときはアプリ『Headspace』を使って10〜15分の瞑想をします。

私は前日の夜寝る前から朝の瞑想を楽しみにしていることがあります。瞑想も朝のスタートを無理なく切る良い方法の1つです。目を閉じて、呼吸を整えたらその日1日のテンポに自分を調整しましょう。

いかがでしたか? 朝が苦手な人は今回紹介した方法のうちどれか1つでも試してもらえたら嬉しいです。私は未だに朝が大嫌いですが、自分の1日にこうした生産的な時間を取り入れる喜びを見つけました。皆さんにも同じようにこの楽しみを知ってもらえたら光栄です。

5 Powerful Morning Rituals for People Who Hate Mornings | Inc.

Chris Dessi(訳:wasabi)

Photo by Still Thinking/Flickr (CC BY-NC 2.0).