ランニングをほぼ舗装された道だけで行っているなら、ちょっと損をしているかもしれません。実は、柔らかくてでこぼこのあるところを走ると、脚の、普段あまり使わない筋肉を使うことになるため、筋力とバランス感覚が鍛えられるのです。近所に景色の美しいトレールや浜辺が無い人でも大丈夫。その場合は、芝生の上を走りましょう。ランニングするのにちょうど良さそうな、広々とした芝生のある公園や運動場を探してみましょう(でなければ、ちょっとやんちゃになって近所のお宅の前庭に入り込んで走ってみるとか...あ、待って。それはダメです)。芝生に隠れている石や動物が掘った穴などは危険なので注意してください。柔らかい地面を走ると体に優しいとよく言われますが、実際には固い地面を走るより安全というわけではありません。ランニングを楽しむときは、自分の体の状態にも地面にも気を配り怪我をしないようにしてください。
芝生の上を走ると、心身のペースが変わってしまいますから、試してみたいときは、ランニングの最後の15分間に取り入れるようにしましょう。それがうまくいかないのなら、ランニング専門サイト「Competitor」のアドバイスに従って、ワークアウト全体を芝生の上でするよう努力してみましょう。
Competitorが推奨するワークアウトをご紹介しましょう。まず芝生の上で15~20分間ジョギングして、ウォーミングアップするところから始めます。次に以下のことをしてください。「激しく」と「楽に」は自分の感覚に従って決めてください。
- 4分間激しく走る
- 2分間楽に走る(激しく走る時間の半分の時間であることに注意)
- 3分間激しく走る
- 1.5分間楽に走る
- 2分間激しく走る
- 1分間楽に走る
- 1分間激しく走る
- 3分間歩いたり軽くジョギングしたりして回復の時間を取る
上記の流れをあと2回繰り返したら、最後に軽いジョギングを少ししてクールダウンしましょう。
さらに詳しく知りたい方は、以下のリンクをチェックしてください。
Take It to The Turf: The Benefits of Training on Grass |Competitor
Beth Skwarecki(原文/訳:春野ユリ)
Photo by Greg Scales.