同じMacをずっと使っている人は、ポッドキャストの最新エピソードからiOSアプリにいたるまで、自動的にダウンロードされるよう設定されているものが山のようにあるかもしれません。でも最近では、たいていの場合、これはほとんどの人にとって無駄な設定です。貴重なハードドライブのスペースを無駄遣いしないためにも、確認すべき点をお教えしましょう。

お使いのMacがソフトウェアを自動的にダウンロードしている可能性のある主な場所は2つあります。Macの『App Store』と『iTunes』です。ハードドライブの残り容量が少ない状態でMacを使っているなら、限られたスペースをどうでも良い不要のものに割きたくはありません。ですから、要らないソフトウェアやポッドキャスト、動画などが自動的にダウンロードされていないかを改めて確認してみると良いでしょう。

App Storeのダウンロード状況を確認する

  1. 「システム環境設定」>「App Store」と進みます。
  2. 設定内容を確認し、不要なダウンロード項目があればすべてチェックを外します。iMacとMacBookを使っている場合は、MacBookの設定で「ほかのMacで購入したアプリケーションを自動的にダウンロード」のチェックを外したほうが良いかもしれません。

iTunesの自動ダウンロードを無効にする

  1. iTunesを起動し、「iTunes」>「環境設定」に進みます。
  2. 「Store」タブを選択します。
  3. 「自動的にダウンロード」の下に並んでいる項目で、ダウンロードしたくないものはすべて、ボックスのチェックを外してください。たとえば、iOSデバイスを持っていれば、「Apps」のチェックを外しても問題はないはずです。チェックを外した場合は、アプリのアップデートやダウンロードはすべて、iTunesではなくiPhoneで直接行うことになります。
  4. iTunesでポッドキャストを聴いていないなら、iTunesが勝手にポッドキャストをダウンロードしないようにしましょう。iOSでApple純正アプリ『Podcast』を使っているという理由だけなら必要ありません(とはいえ、Appleの純正Podcastアプリはおススメできません)。iTunesに戻って「Podcast」タブを開きます。「購読したPodcastの新規エピソードを自動的にダウンロード」の横のチェックを外します(補足:この操作は初めてPodcastに登録するときに行ないます。登録後に設定を変更する場合は、「マイPodcast」>「デフォルト」>「エピソードをダウンロード」の「切」を選択します)。

言うまでもありませんが、無効にするのは自動的にダウンロードする必要がないものだけにしましょう。でも、ずっと前からMacを使っているなら、本当は要らないのに無駄に何かをダウンロードしていることも十分に考えられます。自動的にダウンロードされている項目を一度も確認したことがない人は、ぜひ確かめてみてくださいね。

Thorin Klosowski(原文/訳:遠藤康子/ガリレオ)