ビジネスマンにとって身だしなみを整えることは最低限のマナーであり、仕事相手との信頼関係を構築するためにも大切な要素です。この春から新社会人になる方々のために、まず最初に押さえておくべき身だしなみのベーシックなルールをご紹介します。
ヒゲ剃りは、毎日手早く、清潔に

業界によっても異なりますが、一般的にビジネスマンのヒゲはNGとされていることが多いようです。特に新社会人がヒゲを生やしていると、一般常識がないと捉えられ、ヒゲ剃りは新社会人にとってマストの身だしなみです。剃り残しやカミソリまけを防ぐためにも、ヒゲ剃りは肌への負担が少なく、短時間でキレイに処理できる電気シェーバーがおすすめ。なかでもパナソニックのカミソリシェーバー「ラムダッシュES-ST8N」は防水設計で、バスルームでもT字カミソリ感覚で使えるのが魅力。朝のシャワーと同時にヒゲを剃れるので時短にもつながるアイテムです。

「ラムダッシュ」のもうひとつのポイントは、肌への優しさにこだわっている点。洗顔剤やボディソープと水を混ぜるだけで、手軽にシェービング用の泡を作ることができる「泡メイキングモード」と、外刃フレームに泡やジェルを肌に届けやすくする溝を設けた「泡スルーヘッド」を搭載しているので、肌にやさしいシェービングを実現しました。ボディーソープで身体を洗う延長線上でヒゲを剃ることができ、逆手持ちにも対応。「密着スイングヘッド」搭載だから、剃り残しが目立ちがちな首からアゴ下にかけてのラインもキレイに剃ることができます。ヒゲの処理は清潔感に直結する大切なポイント。手軽かつキレイに剃れるカミソリシェーバー「ラムダッシュ」を取り入れて、清潔感を保ちましょう。
帰宅時のシューケアで、足元をしっかり固める

スーツに意識が向いてしまいがちなビジネスシーンのファッションですが、かなりの確率で見られていると思った方がいいのが足元です。特に革靴の汚れやシワは、だらしない印象を与えてしまいますので注意したいポイント。帰宅時の習慣にしてほしいシューケアはたったの3ステップなので、革靴を履いた日は必ず行うようにしてください。
これだけはやっておきたい、帰宅時のシューケア3ステップ
STEP 1:ブラシで靴を軽くブラッシングする。 STEP 2:目立つ汚れがあればやわらかい布で拭う。 STEP 3:シューキーパーを使う。
このステップの中で特に大切なのが、革靴の型崩れや甲の部分に寄るシワを軽減するためにシューキーパーを使うこと。シューキーパーがない場合は、新聞紙を丸めて詰めておくだけでも効果があるので、ぜひトライしてみてください。また時間のある週末にはシューズクリームを塗ったり、かかとがすり減ってきたら修理に出すなど、定期的なメンテナンスも忘れないように。大切な商談に行く際には、特に気をつけたいポイントです。
スーツのシワとりは、ハンガーにかけたまま短時間で終わらせる

スーツやシャツのシワも社会人として気を配るべきポイント。でも、クリーニングに出したりアイロンをかける時間がないことも多いので、衣類スチーマーを利用すると手軽です。衣類スチーマーの1番の魅力は、ハンガーにかけたまま衣類のシワを短時間でとれること。4月上旬発売予定の衣類スチーマー「NI-FS470」を使って、スチーマーをかけるときに心がけてほしいポイントをご紹介します。
スーツにスチーマーをかける際の2つのポイント

POINT 1:スチーマーをかける前には、ハンガーにスーツが正しくかかっているかをチェックしてください。ヨレていたりゆがみがあると、そのままの状態で形がキープされるので着用時に美しく見えません。また、スチーマーはやさしく撫でるようにあててください。 POINT 2:肩口や袖にスチーマーをあてるときは、裏側から肩口や裾に手をいれ、着用しているときをイメージして膨らませると、美しく立体的に仕上がります。
シャツにスチーマーをかける際の2つのポイント

衣類スチーマー「NI-FS470」にはタバコや汗の臭いを軽減する脱臭効果もあり、シワをとると同時に、臭いケアができる一石二鳥のアイテム。毎日の新習慣として取り入れることで、好印象を与えることができるはずです。
スーツと同系色のネクタイでスマートな印象を演出

ネクタイは、ビジネスマンが個性を演出できる貴重なアイテム。フレッシュなイメージを演出するために淡い色を選ぶ新社会人の方も多いと思いますが、ラインナップを増やすときは紺やグレーなどスーツと同系色のネクタイを選ぶとスマートな印象を演出できます。柄は好みで選んで構いませんが、ベーシックなのはレジメンタル柄と小紋柄。クラシックなペイズリー柄も暗めの色なら合わせやすく、華やかさが演出できるのでパーティーなどにも相性が良いアイテムです。また結婚式などの正装時には、ポケットチーフを組み合わせることにもチャレンジしてみてください。ポケットのサイズに折り畳んで、3ミリ程度顔を出させるぐらいが、控えめな印象を与えるのでおすすめです。

身だしなみのベーシックルール、参考になったでしょうか? 新入社員は日々の仕事を経験しながらひとつひとつ学んでいくことが大切ですが、上司や先輩とともに仕事先に行く機会も増えてくると思いますので、押さえるべきマナーはきちんと押さえて、豊かな社会人生活の第一歩をスタートさせてください。
ラムダッシュ|パナソニック
衣類スチーマー|パナソニック
(文/宗円明子、構成/松尾仁、写真/星武志、スタイリング/石川英治)