「頭を洗いたくても洗えない」なんて場面は、日常では病気で寝込んだ時、またはキャンプなどに出かけた時くらいでしょうか。1~2日程度なら、我慢もできそうです。
しかし、先の東日本大震災のように、水の確保が難しい災害時になると、洗髪や入浴といったケアはかなり後回しになってしまいます。
介護用品として発売されている『リンスイン・ドライシャンプー』は水が使えない場面での洗髪の代用として役立ちます。
筆者は入院した際に、こちらのドライシャンプーを使いましたが、体を冷やすこともなく頭皮の痒みも軽減できて快適に療養できました。また、優しいフローラルの香りが気分もスッキリさせてくれます。
ムースの成分は頭髪に残ってしまうので、継続して使用する場合は洗い流す必要がありますが、大量の水が使えない災害時は、濡れタオルで拭くと良いでしょう。

災害は冬に起きるとは限りません。代謝の激しくなる夏場は頭皮の匂いも気になりますし、避難所は見知らぬ人との集団生活が余儀なくされるので、気づかいも必要です。非常時だからこそ少しでも快適に、そして前向きに過ごせるよう、ドラシャンプーも非常用持ち出し袋に加えてみませんか。
リンスイン・ドライシャンプー|ピジョン
(藤加祐子)