「スポンジ」と聞いて真っ先に思いつくのは、やはり黄色に緑色のカラーでしょうか。キッチン用品売り場に行っても、可愛らしいのだったり素っ気ないのだったりで、なかなか心踊るものは見かけません。

洗い物に使うにしても、洗練されたものを使いたい。そんな方にすすめたいのが「la base(ラバーゼ)」のスポンジです。このスポンジ、全部で4色のラインナップがありますが、ブラック・ブラックは「隠れる黒」として紹介されています。何色かと聞かれると答えにくい金属の色。不思議と黒色がなじむようで、シンクなど金属に囲まれた環境だとこのスポンジ、確かに悪目立ちしません。

実際に使ってみると適度な厚みで収まりが良く、中間のスポンジはコシがあり力を無駄なく伝え、スポンジ全体を使ってスピーディーに洗えます。両面の不織布は水をほとんど吸わず、お皿は拭き上げたかのような仕上がり。

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丸くカットされた両端は比較的軽い力でつぶれるので、スポンジが苦手とする乾燥してこびりついた汚れも落としやすく、四角い容器の隅を洗うのも簡単。デザインだけじゃないのです。

フックなどにかける穴はありませんが、水キレが非常に良く、軽く絞るだけで機能性衣類のように乾きます。

1つ500円と、スポンジとしては高価ですが、それに見合った機能性がありますし。耐久性も十分です。お使いのスポンジがへたってきて買い替えを考えている方、ぜひどうぞ。

ラバーゼ スポンジ | la base

(西村おきな)