米紙「ニューヨークタイムズ」によると、米国立衛生研究所(National Institutes of Health)のある研究で、睡眠に最適な温度は華氏60~68度(摂氏15.6~20度)であることが明らかになったとか。この温度だと体の基礎体温が下がり、睡眠状態に入りやすいそうです。ちなみに、食べ過ぎた夜、なかなか眠れないのは、消化機能が活発に活動しているため基礎体温が下がりにくいからだそう。心配ごとがあるときも同様で、基礎体温が下がりづらいゆえに、眠れない状態に陥りやすいそうです。

 やはり快眠のための鉄則は頭寒足熱。頭を冷やすのと同様、手足を温めると、基礎体温が下がりやすくなるとのこと。寒い季節に湯たんぽを使うのは利に叶っているということのようですね。

暑くて寝苦しい夜は、ライフハッカー過去記事「『エジプト方式』で熱帯夜もひんやり快眠?」なども参考にしてみてくださいね。

The Claim - Cold Temperatures Improve Sleep [NYTimes.com]

Kevin Purdy(原文/松岡由希子)