年末年始など、冬の旅行の予定は決まっていますか? 日本の冬は、訪れる地域や場所により変化に富んだ自然の景観や街の情緒が楽しめるのが魅力です。
そこで、テレビ番組や観光関連の本などで新しい旅のスタイルを提案している旅ジャーナリスト/のかたあきこさんに、この冬、気軽に楽しめる2泊3日のアクティブな国内旅行プランと旅の必携アイテムであるスマホの活用術について教えてもらいました。
世界文化遺産、富士山の裾野に広がる自然と出会う旅

グランピングとは、グラマラスとキャンピングを合わせた造語で、アウトドアに馴染みがない人でもゆったりと自然の中で快適な時間が過ごせる場所のことです。「星のや富士」は河口湖を眼下に臨む広大な赤松の森の中にあり、自然を身近に感じながらくつろげるクラウドテラスを中心に、早朝カヌーや燻製づくりなどさまざまなアクティビティが用意されています。
森に棲む野鳥や木漏れ日を撮影したり、暖炉や焚き火の炎のゆらめきを動画撮影するなど、旅の思い出を記録しながら、自然に囲まれた時間を楽しんでください。
空調設備やバスルームを完備したキャビン(客室)は全室レイクビュー。テラスリビングからも美しい景観が広がるので、大自然に抱かれながら日常の疲れを癒やしたい方におすすめです。
また、富士山を臨みながら温泉を楽しみたいという方には、河口湖畔にある「湖山亭うぶや」がおすすめです。全客室の窓からも河口湖と富士山が眺められ、大風呂、露天風呂、ハーブサウナなど多彩な温泉施設が揃っています。客室露天は温泉ではありませんが最高の開放感です。


ユニーク列車と船で行く熊本・天草の旅

特急「A列車で行こう」は、客室車両のほかに、ベンチやソファーでくつろぎながらドリンクが味わえる「A-TRAIN BAR」があり、山海の風光明媚な景観が車窓に広がるなか、ゆったりと過ごすことができます。
列車名にあるように、出発前のホームではジャズの名曲が流れて旅を盛り上げてくれます。音楽とともに個性的な列車を撮影したり、街並みや海など流れゆく景色を動画撮影してみたいですね。

スノーアクティビティを満喫する福島・磐梯の旅

福島県の磐梯山にある「星野リゾート アルツ磐梯」では、雪景色の磐梯山と猪苗代湖を臨む「天空スノーシュートレッキング」(12月26日〜3月27日)が実施されます。壮大な景観を楽しみながら樹木観察やウサギやキツネの足跡を追いかけたり、運が良ければ野生の動物たちと出会うこともできるなど、非日常の世界を堪能できます。大自然のスケール感を体験しながら、一面の銀世界で発見した光景をぜひ写真におさめてみてください。
スキー場に隣接する「星野リゾート 磐梯山温泉ホテル」や、周辺には磐梯熱海温泉などたくさんの温泉地があるのでアフタースキーも楽しめます。
秘湯と温泉街、冬に行きたい2つの温泉の楽しみ方
1. 雪深い秘湯の温泉宿で、時間を忘れて湯に浸る
秘湯の宿として知られる秋田県の乳頭温泉郷は、雪深い乳頭山麓に時間が止まったような素朴な佇まいの宿が点在。雪景色を眺めながら、湯船の底からぷくぷと湧き出る温泉に浸かれる「足元湧出」の露天風呂が人気です。
なかでも、江戸時代から続く「鶴の湯温泉」は、秋田藩主の湯治場だった由緒ある温泉宿で、警護の武士が詰めていた茅葺き屋根の長屋「本陣」の囲炉裏がある部屋に宿泊することができます。温泉は泉質や効能が異なる4つの源泉があり、混浴露天風呂や白湯、黒湯などいくつもの湯が楽しめます。
温泉内での撮影はできませんが、日暮れ時や夜明けなど、空が青みがかるころは、真っ白な雪とのコントラストが本当にキレイなのでぜひ撮影してみてください。
2. 昔ながらの温泉街の情緒を味わう
昔ながらの温泉街の情緒と風情が残る兵庫県の城崎温泉。おすすめの宿は、志賀直哉が『城の崎にて』を書いた創業300年の「三木屋」です。2013年11月、昭和2年に建てられた木造3階の建物をそのままに館内がリニューアルされ、特にパブリックスペースが充実しました。
最近の宿は客室と同じようにパブリックスペースの充実度が注目されていますが、三木屋のライブラリーラウンジは、コーヒーを飲みながら自由に本が楽しめ、しかも宿のスタッフの気配を感じさせないこだわりのレイアウトで、くつろぎの時間を提供してくれます。

また、城崎温泉はどこへでも歩いて行けるコンパクトな温泉街なので、射的場で遊び、冬の名物である津居山カニを味わい、外湯をめぐるなど、思い思いの時間が楽しめるのも魅力です。カニ料理を接写したり、川面に柳が映る城崎温泉ならではの街並みは撮影して旅の思い出にしてください。
のかたさんから5つのアクティブな旅行プランと、旅の魅力を写すスマホを活用した撮影ポイントについて教えてもらいましたが、旅先ではさまざまな環境で撮影することが多いので、スマホを使う際に気を配らないといけないのも事実です。
そこで、利用シーンが多彩に広がる耐久性と快適性で注目されている、富士通の最新スマホ『arrows NX F-02H』をのかたさんに手にしてもらい話を聞いてみました。
旅する気分を盛り上げ、思い出をつくり出すスマホ活用術

ただ、雪山や海、湖などのアクティブレジャーでは、スマホが濡れないようにビニール袋に入れたり、立ち止まって撮影などをしているときに歩いて来た人とぶつかりスマホを落としたり、不安がないわけではありません。
その点、『arrows NX F-02H』は、防水・防塵機能やキズが付きにくいなど、先ほど紹介した旅先でも安心して使えそうですね。また、冬は手袋をして観光することが多いので、手袋をしたまま操作できる「手袋タッチ」はとても便利だと思います。
キズ・水・衝撃・ちりなどに強いタフネス・スマホを東京の観光名所、お台場で試してみた
さまざまなアクティブシーンで活躍する富士通の最新スマホ『arrows NX F-02H』を東京観光の定番スポット、お台場を舞台に試してみました。

1. 薄型デザインの見た目ではわからない頑丈なボディ
『arrows NX F-02H』は、本体の背面に強度が高いナノテクファイバー、上部にキズが付きにくいハードアルマイト、ディスプレイには衝撃を抑える画面保護フレームを採用。実際に砂浜やアスファルトの地面に落としてみましたが、キズも見当たらず、問題なく動作しました。これなら旅先で万一のことがあっても安心です。
*実際の使用時すべての状況で動作を保証するものではありません。2. 米国国防総省の軍用基準14項目に対応。利用シーンが多彩に広がる
『arrows NX F-02H』は、米国国防総省が定めるMIL基準の防水(浸漬)、防水(風雨)、防塵、耐衝撃、耐振動、耐日射、防湿、塩水耐久、高温動作、高温保管、低温動作、低温保管、低圧動作、低圧保管の14項目に準拠。雪山や海辺、温泉、ホコリやちりが舞うような環境でも利用できるので、旅先での心強いパートナーとなりそうです。
3. 瞬撮できる高画質なカメラ機能、自撮りもキレイに

「コントラストAF」に「位相差AF」を加えた独自の高速ハイブリッドオートフォーカスが、ピントを瞬時に合わせてくれるので、豊かな自然の風景や美しい街並み、人物写真など、旅先で感じた瞬間を撮影できます。しかも、省電力機能によりバッテリー切れを気にしないで約3日間使えるので安心ですね。
のかたさんが紹介してくれた5つの旅行プランは、地域や自然環境、魅力がそれぞれ異なり、日本の冬という季節の豊かさを改めて知ることができました。もうすぐ訪れる年末年始、頼りがいのあるタフネス・スマホ『arrows NX F-02H』と一緒に、日常を忘れてどこかへ旅したくなってきました。
arrows NX F-02H|富士通
(ライフハッカー編集部)
写真提供:星野リゾート、湖山亭うぶや、JR九州、五足のくつ、木下清隆、三木屋、のかたあきこ 撮影協力:デックス東京ビーチ