Appleの新しい純正マウス「Magic Mouse 2」には、充電池が内蔵されています。「旧Magic Mouse」と違い、乾電池を交換する必要がなくなったのは、いいところ。しかし、充電するときのスタイルが「ひっくり返った亀」のようだと、デザイン面で批判的な声もあるようです。
見た目の問題はさておき、実用面でも、充電ケーブルをつないでいる間はマウスを使えなくなってしまうので、うっかり電池が尽きてしまうと何もできなくなってしまう、という問題も指摘されています。
しかし実は、こうした問題をスマートに解決する方法があります。もうAppleからは購入できなくなりましたが、まだ市場に出回っている「旧Magic Mouse」を購入し、『Magic Charger』と組み合わせれば、ワイヤレス充電に対応させることができるのです。
『Magic Charger』は、電池保ちがあまり良くないという報告もあるようですが、一般的なスマートフォンと同じリチウムイオン電池を使っています。夜間など作業をしない間は常に充電台の上に乗せておくという運用方法で大丈夫です。公称ですが、満充電すれば6日間は使える容量ですので、特に問題ないでしょう。なお、Magic Chargerのバッテリーが劣化した場合、単4型のニッケル水素充電池を交換用バッテリーとして利用できるという報告もあります。
トラックパッドよりマウス派という方も少なくないと思われますので、ぜひご参考に。
(田中宏和)
Photo via Wikipedia