ジムでウェイトトレーニングをする人には2種類のタイプがあります。重すぎるウェイトに挑戦して体を痛めてしまう人と、ウェイトを上げるのをためらっていて、十分にトレーニングできていない人の2種類です。後者は、より重いウェイトに挑戦するタイミングがわからないのでしょう。より重いウェイトを上げられるなら、それは進歩の証です。挑戦することで、ジムでのウェイトトレーニングに対するやる気とモチベーションを保つことができるはずです。モチベーションが維持できなければ、そこで成長も止まってしまうことでしょう。しかし、あまりに早く重いウェイトに挑戦すると、体を痛めるリスクがあります。健康関連のメディアである「Greatist」のエキスパートたちは、ウェイトを重くする適切なタイミングについて、次のように述べています。

スポーツジムである「Bandana Training」のCEO、Rob Sulaverによれば、ウェイトを上げるスピードと、セットを終了したあとの自分の状態を観察するといいそうです。これらは、もっと重いウェイトに挑戦していいかどうかの指標になるとのこと。「もし、最後の数回のスピードが遅くなり、体に負担がかかって汗をかいたり息が切れていたら、その重さのウェイトが適切だということです。もし最後の数回を簡単に通常のスピードでこなすことができたのなら、おそらくもっと重いウェイトに進んでみていいでしょう」と彼は述べています。

確かに、前の週よりも重いウェイトを上げられると、何だか自分が強くなったような気がします。しかし、ウェイトの重さにこだわりすぎないように注意したほうがよさそうです。もし体を痛めてしまったら、せっかく体を鍛えた意味もなくなってしまいます。継続的に筋力をつけたいのなら、毎週ウェイトを重くし続けるようなことを考えてはいけません。 小さな1歩の積み重ねが重要なのです。

Here's How to Tell When You Should Lift Heavier Weights | Greatist

Stephanie Lee(訳:コニャック