これまでに、急にスピーチや乾杯の挨拶をするよう頼まれたことがあるなら、それがどれほどのプレッシャーになるかおわかりですよね。
ソーシャルブックマークサイト「Reddit」で、ユーザーのNwwazzu氏が効果的なスピーチの構成を分析していました。このテンプレートを覚えておけば、いざというときに、大いに役立つそうなのです。たとえば、友人の結婚式で、突然乾杯のスピーチを頼まれてしまったなどというとき、以下の5つのポイントを思い出して即興スピーチを組み立ててください。
挨拶
当然ですが、まずは挨拶が必要です。
イベント
みんなが集まっている理由を述べましょう。たとえば、イベントの趣旨などです。Nwwazzu氏は、これを「みなさんご存じの通り~」と始めるよう提案しています。
共通点
自分と聴き手を関連付ける話をしてください。この部分は、「みなさんと同様、私も~」と始めてもいいかもしれません。
自分が話している理由
自分がスピーチすることになった理由を話に入れてください。Nwwazzu氏に言わせれば「どうしてあなたに、この話題について話す権利があるのか?」ということです。
行動の呼びかけ
最後に、行動を呼びかけて終わりましょう。「ご一緒に乾杯をお願いします」「拍手をお願いします」など。これで自然に締めの言葉になります。
結婚式を例に使うと、以下のような話をすることになります。
「こんにちは。みなさんも知っての通り、ジムさんとパムさんが本日結婚されました。みなさんもそうでしょうが、私も新婦(または新郎)と長年の友人です。パムと私は幼なじみでしたので、彼女とはたくさんの時間を共に過ごしました。彼女がパートナーを見つけ、今日という日を迎えたのは喜ばしいことです。みなさん、2人の愛に乾杯をお願いします」
世界で1番すばらしいスピーチではないかもしれませんが、何を言うべきか迷ったり、おかしなことを口走ったりするより、ずっと良いでしょう?
これは、いざというときにこそ効果がありますよ。
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