roomieより転載:太陽光発電や風力発電。
いまや、国、各自治体や施設、企業なども取り組む、自然からエネルギーを創り出す方法です。
でも、太陽や風は私たちがコントロールできるものではないし、やはり、太陽光や風力だけの発電では追いつかないのではないか、従来の発電方法に頼ることになるのではないかと思ってしまうかもしれません。でも、自然が作り出すエネルギーで必要な電力量を賄うことに成功した国があります。
それが、デンマーク。
南に陸続きのドイツ、北にスカゲラック海峡を挟んでノルウェー、東にカテガット海峡を挟んでスウェーデンがあり、これらの国とエネルギーのシェアをしてきています。

そんなデンマークは、風力発電で、2015年6月9日には目標としているエネルギー(国全体の電力需要のおよそ40%)の116%を、翌6月10日には140%を達成しました。
国や地域としての取り組み、ひとりひとりの意識なども必要だと思いますが、風力でも国が必要な電力をつくることができるんですね。
地球のために、私たちの未来のために。
自然を消費するのではなく、自然からエネルギーを創り出すこと。
私たちにできることを、ちょっと考えてみませんか
訂正[2015/07/22]オランダにおける風力発電の割合についての記述を補足し、タイトルを変更しました。
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Denmark just generated 140% of its electricity demand from wind power[ScienceAlert]
(林美由紀)