Dumb Little ManD:「自分には友達がいない」とか「自分は人を寄せ付けない」と愚痴を言う人がたくさんいます。あなた自身は良い友人でいるでしょうか。「良い友人が備えている10の性質」として覚えておくべきことは以下の通りです。

1. 友人の問題を解決してあげるのではなく、解決を手助けする

困ったことになると、人はすぐに友人に助けを求めるものです。そんなとき、助けてくれる人もいれば、そうでない人もいます。

しかし、良い友人とは、友達に自分が抱えているあらゆる問題を解決してもらえるべきだとは期待しません。とは言え、少なくとも困っている友達が自身で問題を解決できるように励ましたり、解決策を提案したりすることはできます。

一方で、友達同士なのに助けてあげられない場合は、その理由を説明すべきです。興味深いことに、真の友人は自分の友人が困っていないか時々気をつけて、自分が問題を解決してあげられないか聞いてあげるのです。

2. 友人の困りごとは批判せずに聞く

困りごとに関して腹を立てたり、友人が善悪の判断を下したりすることほど悪いことはありません。そんなことをされると、実際よりも惨めな気持ちにさせられます。

もし女性の友人が予定外の妊娠をしたなら、彼女はそのことで批判は聞きたくありませんし、宗教的な批判はなおさらです。友人からはサポートが欲しいだけです。

3. 何の見返りも求めずその友人のそばにいる

良い友人は、こちらが経済的に良い状態にあるときや健康に恵まれているときはそばにいて、こちらが低調になると姿を消してしまうでしょうか? 本物の友人なら、病めるときも健やかなるときも、富めるときも貧しきときも、そばにいてくれます。そうでなかったら、友ではありません。

こちらの立場が良くなると姿を消す友人もいるというのも、特筆に値する興味深いことです。驚いたことにそんなことがあるのです。真の友人は友達の財布の厚さを気にしないのです。

4. その友人のことを時々思い出す

あなたは中国に移住しました。さあ、これで全ての友人を見捨てるでしょうか? いいえ。時々は「やあ、元気かい?」と言うためだけに友達に連絡しましょう。

ここはインターネットの出番です。シンプルなメッセージを送るだけで、悲しい気持ちでいる友人を明るい気持ちにできます。

5. 暗い話より明るい話をする

物事の暗い面ばかり見る人ほどタチの悪いものはありません。悲観的、辛辣な友人が欲しい人はいません。自分が運の良くない日に巡り合わせたら、友達にそのことで面倒をかけないでください。明るいことが言えるときだけ、友達に話しかけましょう。

6. 求められるまでは意見を言わない

友人が、世界で一番変なズボンをはいていました。何と言うべきでしょうか? 黙っていましょう。相手はこちらの意見は聞いていません。友達のすることには、何にでも意見を言ったり批判したりしようとする人がいます。当然こういう人には、ほとんど友達はいません。

一方で、友人がこちらの意見を求めてきたら、気を遣いながら発言しましょう。「自分の好みではなかった」の方が、「君のズボンは今までの人生で見た中で一番おかしな物だよ」より感じが良いです。友人がすることに、真心のこもった称賛を惜しまない人がいることも忘れずに。そして、真の友人はお世辞は言わないことも覚えておきましょう。

7. 友人にはこちらから好意を表す

友だちを誘って外出しないなら、どうやってたくさんの友だちを持てるでしょうか。相手から出かけようと誘ってくれるのを期待してはいけません。

あるとき私の友人が言いました。「僕には手紙が来ないんだ。」それに対して私はこう答えました。「自分から手紙を出さないと手紙は来ないよ」と。こちらから相手に好意を表すと、友達はそばにいたいと思ってくれるものです。

8. 猫の世話をするときのようにする

友人とは何でしょうか。前述した通り、友人だからといって自分の友人の抱えている問題を解決する義務はありません。でも、「僕が君を一番必要としたとき、君は僕に背を向けたね」とも決して言いません。

9. 良い影響を与える存在である

不正直だったり、働くのが嫌いだったりする友人が欲しいひとはいません。それは、ゴシップや暴力につながるからです。「人はありのままの僕を受け入れるべきだ」と言っても無駄です。あなたが誠実な人間でない限り、誰もあなたをありのままには受け入れないからです。

10. 情報を共有する

友達は競争相手ではなくて友達なのです。こんな言葉があります。「自分が世の中に与えたことが自分に返ってくる。」

10 CHARACTERISTICS OF A GOOD FRIEND | dumblittleman.com

Rynaldo Papoy(訳:春野ユリ)