cafeglobeより転載:抹茶人気がますます高まり、モーニングコーヒーの代わりに抹茶をすする人が増えたニューヨークですが、最近では少し変わった飲み物が人気となっています。今、第二の抹茶か? と言われているのが「タンポポコーヒー」です。タンポポの根と、ローストした大麦、ライ麦、チコリの根、甜菜を原材料としています。

このタンポポコーヒーは、カフェインフリーであるのはもちろん、さまざまな効用もあるそうです。

専門家が語るタンポポコーヒーの効用

サンタモニカで鍼灸師とハーブの専門家をしているJennifer Canfieldさんもタンポポの効果を保証しています。「中国漢方でも使用されるタンポポは他のハーブと組み合わせて体内の熱を下げたり、肝臓の毒素を排出したり、炎症を抑えたり、尿路の感染を治療するために昔から使われています」と言います。

「The Well and Good」より翻訳引用

ニューヨークでもタンポポは特にデトックスに効果があるとして人気があり、大手スーパーマーケットやフレッシュマーケットでも売られています。

ブラックでもラテにしても美味しい

私もスムージーの材料としてタンポポの葉をよく使用しており、実はこのタンポポコーヒーを数年前から飲んでいます。もともとコーヒーは飲まないのですが、出産後育児と授乳の疲れからかコーヒーが飲みたくなったときにみつけたのが、このタンポポコーヒーでした。

タンポポの根の苦味とローストした大葉やライ麦の香ばしさは、本当に炒ったコーヒー豆のような味わいです。ブラックで飲むのはもちろん、アーモンドミルクとラテにするのも気に入っています。コーヒー好きの私のパートナーも2杯目以降のコーヒーの代用として休日などに飲んでいますが、味に満足しているようです。

コーヒーは好きだけどカフェインの量を控えたいという方にぴったりのタンポポコーヒー。日本でも手に入りますので是非試してみてください。

The Well and Good

(白石里美)

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