生産性を高める試みとして、ワークスペースを工夫し、いつもと違う環境で仕事をしてみる人は多いと思います。また、環境と並んで重要なのが、毎日愛用するツールの存在です。目的に応じたベストな環境と、どこにいてもパフォーマンスを発揮できるツールの組み合わせ、すなわち自分の状況に最適化された「ワークスタイル」を選ぶことで、生産性を最大限にブーストできるのではないでしょうか。
そこで今回、最適なワークスタイルを求めて、さまざまな「◯◯力が高まる環境」にモバイル機器を持ち込み、実際に作業してみました。使用するツールには、別売りの専用キーボードでモバイルPCのように利用できる、ソニーの最新タブレット『Xperia Z4 Tablet』をチョイス。Microsoft Office for Android tabletがあらかじめインストールされており、ビジネス用途に最適な薄型軽量タブレットです。
創造性を高めるのは、静寂より適度なノイズ

シンと静まり返ったオフィス、聞こえてくるのは同僚のキーボード打鍵音だけ...こうした状況では、良い企画やアイディアはなかなか浮かんできません。実は、無音状態よりも適度なノイズがある環境のほうが、脳の抽象的思考や創造的思考を司る部位が刺激されるという研究結果があるのです。
クリエイティビティを発揮したいなら、適度なノイズのあるバーやカフェでの作業がおすすめ。10インチクラスのタブレットで世界最薄・最軽量(厚さ:約6.1mm、重量:約389g)の『Xperia Z4 Tablet』なら、カウンター席の狭いスペースでも問題なく使えます。
PCと同様のキーボードとトラックパッドがあるので、画像を多用したプレゼン資料もこれ一台で作成可能。
店内のほどよいざわつきで作業が捗ったこともあり、ずいぶん長居をしてしまいました。でも、連続動画再生時で約17時間のロングバッテリーを誇る『Xperia Z4 Tablet』ならまったく不安なし。今までのモバイルワークで感じた、バッテリー残量のストレスから解放された気分です。
集中力アップにはバランスボールが効く

体幹やバランス感覚が鍛えられ、エクササイズ用品として知られるバランスボール。しかし、アメリカのとある学校で教室のイスをバランスボールに変えた結果、子供たちの集中力が向上したという報告があるなど、デスクワークにも効果があることがわかってきています。
表計算ソフトでのデータチェックにいまひとつ集中できなかったので、オフィスチェアからバランスボールに移動して、『Xperia Z4 Tablet』で作業再開。専用キーボードの取り付けヒンジ部はしっかりとした剛性を持っているので、不安定な姿勢で作業をしていても安心感がありますし、電源をはじめ一切のケーブルを外した状態で、軽快に利用できるのはタブレットならでは。
約10.1インチとコンパクトな画面ながら、2560×1600ピクセルの高解像度で巨大な表計算シートもひと目で把握できます。色鮮やかで高コントラストな液晶画面でしっかりとした視認性の恩恵もあって、自由なスタイルでチェックに集中できました。
発想力が高まるのはお風呂タイム?

脳がアイデアを生み出しやすいのは、リラックスし前頭葉からアルファ波が出ているときだと言われています。これはちょうど白昼夢を見ているようなボーッとしている状態。お風呂に入っているときなど、日常的なリラックスタイムにふとアイディアがひらめく...そんな経験は誰にもあるのではないでしょうか。
こうした「ひらめき」を活かせるかどうかは、浮かんだアイディアを書き留める癖がついているか次第です。しかし、湿気の多いバスルームにメモ帳やPCを持ち込むわけにはいかないもの。『Xperia Z4 Tablet』であれば、湿気や水滴を気にすることなく、とっさのメモができます。
『Xperia Z4 Tablet』のタッチパネルは、水滴がついた状態でも誤動作なく操作できます。お風呂でのリラックスタイムにストレスを持ち込むことなく、デジタル機器の恩恵を享受できるとは、PC時代には思いもしませんでした。
適度な休憩は生産性の急降下を防ぐ

「とにかくたくさん働くこと」が生産性を高めるわけではありません。人間にとって必要な休息を見落としていると、気付かぬうちに生産性が下がっているほうが多いのです。
1日のうちに、何度もアップダウンを繰り返す我々の生産性のサイクル。これは「ウルトラディアン・リズム」と呼ばれ、たとえば午前中であれば90分おきに眠気に襲われるといったリズムがあります。これをうまく利用して、生産性の上下にあわせた集中と休息を意識すれば、仕事のパフォーマンスを大きく高めることが可能です。
「ウルトラディアン・リズム」において、もっとも生産性が低下するのが、午後4時から4時半あたり。休憩なしで働き続けるとここで生産性の急降下が起きるところ、その少し前の午後3時ごろに休憩を入れることで、パフォーマンスを維持できると言われています。
もし職場の環境的に許されるなら、休憩用のリクライニングチェアなど、リラックスできるアイテムを利用すると良いでしょう。そして仕事で頼れるツールとして活用してきた『Xperia Z4 Tablet』が、休憩タイムにはその優れたエンタメ性能をいかんなく発揮してくれます。
高解像度ディスプレイの実力を活かし、このタイミングで動画鑑賞などをしてみると、夕方からのラストスパートに備えて気分転換できます。また、疲れているなら、適度な昼寝をとることがウルトラディアン・リズム的にも大いに有効。『Xperia Z4 Tablet』なら、休息中のBGMとして高音質のハイレゾ音源を楽しめますし、目覚ましアラームで寝すぎを防止できます。薄型・軽量ゆえどんな姿勢でも楽に使えるので、リラックスには効果的です。
一日のワークフローにおける集中と休息、そのどちらにも一台のタブレットが役立ってくれるというわけです。
「最高のツールを最適な環境へ持ち歩く」ことが能率アップの極意
ここまで体験してみて、目的によって生産性の高まる環境はさまざまであることがわかりました。また、最適な環境で生まれるパフォーマンスを最大限に活かしたいなら、肌身離さず持ち歩ける、機動性に優れたツールの存在が不可欠です。
薄型・軽量でありながら、オフィスワークに必要なアプリやキーボードが用意された『Xperia Z4 Tablet』は、まさに「いつでも最適な環境に持っていける、最高のツール」であると言えるでしょう。
そしてなにより、職場のデスクに張り付くワークスタイルが過去のものとなっていることを実感しました。仕事で求められるパフォーマンスに応じて最適な環境に身を置く「最適化されたワークスタイル」によって、より高い成果のアウトプットを目指していきたいものです。
Xperia Z4 Tablet|ソニー
(ワタナベダイスケ、写真:ライフハッカー編集部、協力:ハチ601)