99u:対象が人であれプロジェクトであれ、良い管理者であるためには、自分自身をも徹底的に管理しなければなりません。でなければ、最良のパフォーマンスを発揮することはできません。
Popforms社のCEOであるKate Matsudaira氏は、そのためにいくつか提案をしています。
- 何が一番得意?
仕事の中には得意なことと、得意ではないけれどもやらなければならないことがあると思います。その中で、どんなことに時間を割いているか、よく考えてみましょう。得意ではない仕事を任せられる人はいますか? 弱点を克服するために身につけるべきスキルや知識はありませんか?
- 優先順位をつけましょう
私たちはときどき、仕事の優先順位を考えずに突き進むことがあります。頼まれごとや、急ぎの案件に気を取られてしまうのです。優先順位を管理するシステムを使い、何をするべきか、どの順番にするべきかを、考えるようにしましょう。
- 自分にどんな投資をしていますか?
成功している人は、自分に投資し続けてきた結果がでています。専門家の教えを乞い、本を読み、ほかにもたくさんの勉強をしてきました。5年後の経歴書を書いてみましょう。今から5年後までに、仕事で何を成し遂げていたいですか? そのためには今何をしていなければなりませんか?
- 創造的かつ革新的に
自分の通常の役割を果たす「以上」のことをするための時間を確保しなければなりません。ここでいう「以上」とは、読書でも、瞑想でも、異業種と交流することでも、新たなアイデアについて研究したりすることでも、なんでもいいのです。
強みを活かし、適切な優先順位で時間を使い、キャリアのために投資し、自分の時間を設けることは、すべて自分を管理するための手段です。これに成功すれば、必然的に仕事量、チーム、ひいてはキャリア全般を上手く管理できるようになるのです。
大切なのはここからです。最高の自分になろうと努力し続ければ、良い仕事ができるようになります。よく働き、共に楽しく働ける人たちに囲まれ、彼らの革新的な考え方から刺激を受け、キャリアについて明確な目標をもって仕事をしていれば、成功する準備はできたも同然です。そして、大きな成功は、ますます自分を成長させ、最良のパフォーマンスを発揮する好循環を生むのです。
最高の自分になるために、時間・エネルギー・資源を投資すると、それらは3倍になって返ってくるのです。
How To Be The Most Effective Version of Yourself|99u
Allison Stadd(訳:コニャック)