重要なものばかりのToDoリストの項目に優先順位をつけるのは簡単なことではありませんが、アイゼンハワーの意思決定マトリックスはすばらしい手法です。Chris S Pennさんはこのアイデアを取り入れ、仕事机の背後の壁にマスキングテープでシンプルなグリッドをつくりました。そこには付箋に書かれたタスクが並び、区画整理されています。今日はその仕組みを紹介します。
冒頭のビデオでは、Chrisさんが全体的な使い方を説明していますが、アイゼンハワーのマトリックスを知っている人なら、どう使うかは一目瞭然でしょう。重要かつ急を要するタスクは左上の枠に貼り、重要だが急ぎでない、つまり今すぐしなくてよいタスクは右上に配置します。重要度は落ちるものの急を要するタスク、つまりそれほど重要ではないが時間に制限があるタスクは左下に貼り、重要でも急ぎでもない(しかし最終的にはやらなければならない)タスクは右下に貼ります。彼は付箋にひとつずつToDoを書き込んで、優先度が変わったときや新しいタスクが発生したときに、すぐに別の枠に移動できるようにしています。
Chrisさん独特のやりかたの長所は、マスキングテープが簡単に貼れること(しかも必要なら簡単にはがせること)、付箋は貼っても壁を傷めないこと、簡単に動かせることです。アナログ的なやり方ではありますが、魔法のようにうまくいきます。たくさんのToDoを管理システムに入力したり、コピー&ペーストして移動したりに多くの時間を費やす必要はありません。必要なのはちょっとした壁の空きスペースだけで、簡単に始めることができるシステムです。詳細は、下記のリンクをクリックしてください。
How to Manage Workflow with Sticky Notes | Christopher S Penn