「あんなことができる時間があればいいのに。でも私はフルタイムで働いているし!」
このようなことをよく思っていませんか? 仕事とプライベートな生活に挟まれて私たちが背負っている責任はそれだけでも結構なものです。だからそれに副次的なプロジェクトを追加することなどできそうにありません。でも実際は、9時から5時までの仕事は、皆さんが持っているものの中でも、もっと評価されていいモチベーションのツールになり得るのです。レナード・バーンスタイン氏はかつてこう言いました。
「偉大なことを成し遂げようと思うのなら、2つのものが必要だ。計画と、十分な時間がないという状況だ」
時間があり余っていると、そのプロジェクトに関係する仕事に時間を使うのは簡単です。しかしそれでは順調に事は運ばないのです。一方、時間が限られていると、情熱を持っているプロジェクトを軌道に乗せたい時にも、自分の仕事を最優先にしなくてはならないのですが、どうでも良いことを取り除き、大事な仕事に集中せざるを得なくなるのです。
また、副次的なプロジェクトが軌道に乗った時点で、それまでに学んだやりくりと実践のスキルが役に立つでしょう。ベンジャミン・フランクリン氏の言葉にもあります。
「何かをしてもらいたければ、忙しい人に頼みましょう」
Your Day Job Is a Competitive Advantage|99u
Stephanie Kaptein(訳:Conyac)
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