ほしいものは、いま、インターネットの中にあるから。

忘年会に新年会、結婚パーティや披露宴の二次会、社員旅行、送別会...ことあるごとにイベントはやってきます。付きものといえば、幹事さんの苦労と「ちょっとした贈り物」でしょう。手頃な価格で、なるべく喜ばれるプレゼントがいいと思っても、選ぶのはなかなか難しい。

そんな悩める幹事メンバーに紹介したいのが、コンビニなどで買えるネット専用Visaプリペイドカードの「Vプリカギフト」です。

言うなれば、デジタルギフトカード

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サークルKサンクスでVプリカギフトを買うと、記事冒頭の写真のような封筒に入れてくれます。
ワンポイントでシールも貼れば、「贈り物感」がより出ますね。

Vプリカギフトは、サークルKサンクス、NEWDAYS、デイリーヤマザキなどで買える、ライフカードが提供しているプリペイドカード。「急にプレゼントが必要になった!」という時も、近くのコンビニで手軽に調達できるのは覚えておきたいところです。

実際のカードはなく、Vプリカギフト公式サイトから簡単な利用登録をするだけでカード情報が発行されネットショッピングなどにおいて通常のVisaクレジットカードと同様に使えます。クレジットとできることはほとんど同じでも、発行時の本人確認や審査といった面倒なステップはありません。

商品券や図書券、クオカードなどの「ギフトカード」をもらったことがあるでしょうか。そのデジタル版と考えてもらえれば、だいたい合っています。金額は3000円分と5000円分が用意されています(実際の購入金額はそれぞれ3250円、5290円)。

使える幅広さが魅力だから、景品にもうってつけ

Vプリカギフトの優れたところは、先にも書いた「インターネット上でVisaクレジットカードと同様に使える」こと。Amazon、楽天をはじめとしたECサイト、iTunes Store、Google Play、LINE STOREといったデジタルマーケットなど、利用できる加盟店の幅広さが魅力です(月額課金制のサービス他、一部利用できない条件や加盟店もあります。詳細はこちらより)。また、あくまで「デジタルギフトカード」なので、実在の店舗では使えません。

しかしながら、この幅の広さこそ、景品などのちょっとした贈り物にうってつけといえます。特定のストアに対応したプリペイドカードにしてしまうと、そのストアを普段利用していない人にとっては使いにくいものになってしまいがち。その点、Vプリカギフトであれば、自分が欲しいものを、欲しいストアで買いやすいわけです

実は、つい先日、ライフハッカー編集部で行われた歓送迎会の景品でも、Vプリカギフトが用意されていました。のちのち、もらった人に話を聞いてみると用途はバラバラ。たとえば、以下のような感じ。

Amazonで「そのうち」と思っていた本をポチった

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ライターのAさんは、友達から聞いて興味を持った本を、とりあえず「ほしい物リスト」に入れておいたそう。ただ、仕事の資料を優先するあまり、ついそれらの本は後回しに...。そこで、Vプリカギフトをもらった機会に購入してみたのだとか。

「せっかくのギフトだから、普段はあまり読まないような本で知見を広めたいなと。買うときは普段のクレジットカードと何も変わらず、支払いオプションでクレジットカードを選んで、Vプリカギフトのサイトで発行したカード番号や有効期限などのカード情報を入れるだけでした。一度でもクレジットカードで買い物をしたことがある人なら、すんなり使うことができると思います。Vプリカギフトなら、本はAmazonで買って、食料品を楽天で買ってと、ECサイトも使い分けられていいですね」

ハマっているゲームに課金してみたりした

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編集部のHは、スキを見つけては気分転換にプレイしているというスマホゲームに課金していました。ゲームを有利に進めるためのアイテムを買い、レアなものが引けて、にっこにこにー。ただ、単純に「使ってよかった!」ということ以外にも気付きがあったそう。

「最近、ちょっとゲームに熱中するがあまり、課金が過ぎることがあって...Vプリカギフトはプリペイドカードなので、入っている金額が終わったら、それ以上は使えませんよね。プリペイドカードなら、うまく毎月の予算を縛って、上限をかけながらプレイができそうだなって思って。今回はVプリカギフトでしたけど、今度からはアカウントをつくって自分で買う『Vプリカ』にして、ゲームとうまく付き合っていきます」

Kickstarter発の海外プロダクトを買ってみた

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スタッフのTは海外通販で使用。兄弟メディア「roomie」で紹介されていて気になっていた、ウイスキーに24時間でつけるだけで3年分寝かせた効果がでるという「Whiskey Elements」を購入。クラウドファンディングのKickstarterから生まれたグッズです。購入はアメリカにいる作者のサイトから直接行ったとのこと。

「Vプリカギフトのカード番号は"使い切り"なので、購入金額を使い切ったらカード番号も自動的に無効になるのがいいですね。海外通販だと、どうしてもセキュリティ面が気になりますし、自分のカード番号を知らない国のサイトに残すのってちょっと不安じゃないですか。用途の幅が広いVプリカギフトならではの選択かなと」

残額が出てしまっても、うまく使い切る術はある

以上の通り、ECサイト、デジタルコンテンツ、海外通販とそれぞれの使い道でVプリカギフトを楽しんでいました。さて、実は3人に共通のお悩みがあったのです。それは「残額をどうするか問題」です。

Vプリカギフトは3000円/5000円のプリペイドカードですので、使った金額によっては、数百円程度が余ってしまうことがあります。リアルのギフトカードならば「お釣りをもらう」「現金と併用する」といったことも可能ですが、現状ではVプリカギフトはそういった使い方ができません。残額をうまく使い切るテクニックはさまざまですが、今回は2つを紹介します。

Vプリカのアカウントを開設して、残額を合算する

Vプリカギフトにはアカウントはありませんが、従来よりサービスを提供している「Vプリカ」には、アカウントが存在します。Vプリカアカウントを開設すれば、Vプリカギフトの残高を合算することができます。上記のソシャゲ課金した編集部Hのように、個人でVプリカを買い増した場合は、そこへ残額を追加することで使いやすくなります。手順などについては、こちらの公式サイトを参照してもらうとわかりやすいでしょう。

LINEのスタンプを買う

数百円の残額なら「LINE STORE」を利用して、LINEで使えるスタンプを買ったり、友達にプレゼントしたりするという手もあります。アプリから買おうとすると「アプリ内課金」として処理されてしまい、iTunesやGoogle ウォレットに登録してあるカード情報を変更しなくてはならずメンドウ...その点、LINE STOREであれば購入時に「クレジットカード」を選べるので、Vプリカギフトが使いやすいのです。

最後に、イベント担当のみなさま、法人向けプランもあります

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補足として、Vプリカギフトには法人向けサービスもあります。コードタイプなら10万円まで自由な金額設定ができたり、オリジナルデザインのカードをつくってプレゼントしたりと、各種キャンペーンや社内外のインセンティブとして利用しやすくなります。これまで見てきたように、ECサイトからLINEのスタンプまで幅広く使えるので、お客様や得意先に贈っても喜ばれるでしょう。

冒頭でも書きましたが、いつのころからか「買い物」と「インターネット」はグッと近い距離になりました。欲しいものがあればネットを見る...というのも当たり前。デジタルコンテンツを課金して買うのも、近頃はだいぶ身近なこととなったきたように思います。ほしいものがインターネットの中にある以上、それに適した形で使えるギフトカードが求められるのも、自然なことといえます。

インターネットに「選べる楽しさ」があるのだとすれば、Vプリカギフトは「選ぶ自由」をくれるもの。誰かへ「ちょっとした贈り物」をする時には、思い出してみてください。

Vプリカギフト|ネット専用Visaプリペイドカード

Vプリカ|法人のお客さま

(長谷川賢人)

※Vプリカギフトの有効期限は、購入後1年間です ※購入・利用は18歳以上の方に限ります