Android:Googleは先日、Googleカレンダーの新バージョンをお披露目しました。この新バージョンは、自動でメールをカレンダーの予定に変換したり、予定の詳細情報、電話番号、住所の書き込みを「補助」したりする便利な機能を備え、そしてインターフェースも、まったく新しい、かっこいいものになりました。上記の動画は、新バージョンのおすすめ機能を紹介しています。一新されたインタフェースは標準のカレンダー表示を大きく変更しており、Googleの新しいメールサービス『Inbox』に雰囲気が似ています。予定の追加には右下の+(プラス)記号をタップします。また、Inboxでメールの整理を「補助」する機能は、新しいGoogleカレンダーでも使え、会場や、予約の電話番号や出席者を書き込んでくれたりします。

新バージョンではまた、Gmailからスケジュールを自動的に読み込んでくれます。したがって、コンサートのチケットや飛行機の予約のメールを受信すると、Googleカレンダーはそのメール上の情報を拾い集めて、特別な操作なしで自動的にスケジュールに書き込んでくれるのです。予定表はまた、自動で更新さえしてくれます。たとえば、飛行機の便が遅れると、カレンダー上の予定も更新され、またコンサートに間に合うように、カレンダーから交通案内の通知が来るのです。最後に、新しいスケジュール閲覧画面は、スマートフォンでもタブレットでも見やすいものになっています。

新バージョンのGoogleカレンダーは、現在、Android 5.0(Lollipop)にしか対応していません。Android 4.1以上の全デバイスで利用可能になるのは、「数週間以内」とのことです。また、(動画で紹介されていた)iOS版も、近日公開とのことです。

A New Day for Google Calendar|Official Gmail Blog

Alan Henry(原文/訳:Conyac