誰でも、変えたい習慣の1つや2つは持っているでしょう。問題を発見できれば、解決策と思われる行動を始めるのは簡単です。しかし、本当にその習慣を直したいのなら、まずは問題についての自己意識を持つことです。ライターのPaul John氏が米ブログ「99U」で指摘しているように、自己認識は、どんな習慣を修正するにしても、最初のステップとなります。自分の行動を分析する(特に書き留める)時間を取ることが必要です。
私は自分の1日を理解するために、一連の質問をするようにしています:自分の目標が達成できたか、あの人と話した時なぜ緊張していたのか、今日は学べたことは何か、他人に親切だったか、運動をしたか、なぜ会社でInstagramを10回も確認したか、なぜ友人の話しに無関心だったのか。
私がこのような質問をする理由は、明快な気分で翌日に臨みたいから。また、自分が及ばなかったところを知って改善するためです。とはいえ、目を閉じて瞑想する必要はありません。考えを書き留めておくだけで良いのです。自分の考えを声に出して部屋の中を歩き回っても良いでしょう。仲の良い友人と議論し、彼らの意見を求めるのも良いと思います。
これを実践するなら、自分自身の行動記録を付けていれば理想的です。たとえば、食事を改善しないといけないと思っているなら、今食べているものを認識するのが大切です。直に解決策に飛びつくのではなく、一旦落ち着いて、今の状況を確認するところから始めてみましょう。
Why Self-Awareness is the Secret Weapon for Habit Change|99u
Photo by CeresB.