ジム初日は緊張したり、気遅れしたりするものです。体型や服のことが気になったり、場違いなところに来てしまった気持ちになることもあります。しかし、ジムでは余計なことは考えず運動できることに意味があります。
エクササイズのクラスに参加したことがある人なら、続けるのは簡単じゃないとわかっているでしょう。ジムに行く時間が確保しづらい状況が生まれたり、忙しすぎて運動どころではない時もあります。トレーニングがつまらなかったり、やる気がなくなることもあります。中でも避けたいのは、周りを気にしすぎることです。
そんな感覚を筆者は実体験からよく知っています。一番の記憶は、小学校の体育の授業で行われる「組み分け」です。対抗戦などになると、先生が運動神経の良い生徒を2人選び、キャプテンに指名します。そして、2人が中心になって、残りのメンバーを決めていくのです。筆者は常に最後に選ばれる生徒でした。それ以降どのスポーツでも目立たないように、できるだけ隅にいるようにしてきました。
そういった経験がなくとも、久しぶりに運動をするのであれば、人前で運動することに抵抗や緊張を持つ人は多いと思います。以下のような考えが頭をよぎるのではないでしょうか?
- 何を着ていいのか悩む。
- 体型が気になり、人に見られたくない。
- つまずいたり、マシンの使い方が分からなかったらと小さいことで不安になる。
- マシンを壊したりしないか心配になる。
- ロッカー室での振る舞い方がわからない。
- 順番待ちになる状況を避けたい。
- 誰とも会話せず、順調に進めたい。
幼少期に苦い経験があった筆者ですが、腰の手術を2回し、健康のため運動をする必要ができてきました。そのため、病院系列のジムに主人と入会しました。そこでは比較的若いグループに属し、周りを気にすることはありませんでした。
しかし、しばらくすると、主人が職場の近くのジムに移りたいと言い出しました。ランチの時間に運動をしたいということでした。希望通り2人でそこに入会しましたが、これがとんでもない経験となりました。
新しいジムでは、私たちが年配者でした。若く引き締まった体にタイトな服をまとった若者たちが、人間技とは思えない複雑な運動をこなしていました。ジムを変えたいと言った主人にしばらく怒りを覚えたほどです。場違い感がいっぱいで、上記リストのようなことばかりが頭を巡りました。
しかし、いくつかの努力で、その気持ちも克服できました。今回は、私がそんな経験から学んだ周りを気にしないようにする方法です。
恥ずかしさを克服する方法

思い切ったことをすれば、心穏やかでいられない時もあると思います。しかし、自分の決断に感謝する日が来ます。
Are You Too Embarrassed to Exercise?|Psychology Today
Barbara Markway, Ph.D.(原文/訳:瀬呉保)
Photo by Hammett79 (Shutterstock) with illustration by Tina Mailhot-R0berge. Additional photo by Keebosr (Flickr).