「ハウスプア」という言葉を聞いたことがないかもしれませんが、おそらくどういう意味かは察しがつくことでしょう。3LDKの家を持っていても、クレジットカードの支払いもままならないという状態です。貧乏な状態と「ハウスプア」という状態には違いがあり、少し我慢するだけでその状態に陥らないようにすることができるのです。個人向けファイナンスブログ「Canadian Budget Binder」では、「ハウスプア」には時間をかけてなるものだと説明しています。お給料ギリギリの生活をしているのは、他に良い選択肢がないからではなく、自分が賄えるより高価なライフスタイルを選んでしまったからなのです。このような状態を避けるための方法は、「ちょっと我慢をする」という、とても簡単なものです。

ハウスプアに一晩でなることはありません。新しい家に引っ越して何カ月もたった後、または、金銭的にどうにもならない事態が発生した時に陥るものです。

家の売り手が教えてくれたのは、数人の友人は、みんなを出し抜こうと大学の卒業後すぐに大きな家を買ったということでした。

彼の仲間うちではその多くが、卒業後すぐに就職先を見つけ、収入も良かったので、「こんなに成功したんだよ」という、本来するべきではなかった見せびらかし役を引き受けたのです。

ライフスタイルの高騰は避けがたいものですが、それこそが財政状態の要なのです。貯金のために自分が住みたい家よりも小さな家に住むのは辛いことかもしれませんが、我慢することで、自分の夢に向けて努力しているときにも財政状態を健全に保ってくれるでしょう。

Young adult teaches us about being house poor in 15 minutes | Canadian Budget Binder via Rockstar Finance

Eric Ravenscraft(原文/訳:Conyac

Photo by Stan Houseman.