Googleマップはインターネット上でもっとも人気で使いやすい地図ツールの1つですが、使い方は1つではありません。今回は、便利なGoogleマップをもっと使いやすくする拡張機能をご紹介します。
Tools for Google Maps (Chrome)
新しいGoogleマップでは、以前のバージョンに存在した、直線で2つの場所の距離を測れる機能など、いくつかの機能が廃止されてしまいました。Tools for Google Mapsを使えば過去の機能を簡単に復活させることができます。さらにスクリーンショットツールやフルスクリーンモードも内蔵されています(フルスクリーンモードはF11を押せば新しいバージョンでも可能です)。
Mini Maps(Chrome)/Quick Maps (Firefox)
閲覧しているタブを離れることなく、住所をサクッと調べたい時があるでしょう。Mini Mapsがあれば簡単です。拡張機能のボタンをクリックすると検索ボックスのついた小さい地図が表示されます。デスクトップ版Googleマップの機能が全て使えるわけではないですが、素早く住所を調べるには重宝します。
Firefoxなら、Quick Mapsも同じような機能を持っています。どのページにいても住所を選択でき、閲覧しているページのすぐ横に小さい地図のプレビューを表示してくれます。Google検索でさらに詳細な情報を調べることもできます。
Scroll Maps (Chrome)
Macを使っているならマルチタッチの操作に慣れているでしょう。ただ、Googleマップで同じ操作をすると、地図上を移動する代わりに拡大表示されてしまいます。Scroll Mapsはこの問題を直して、指2本で地図上を移動できるようになります。ズームするにはコマンドキーを押せば簡単です。
開発者によるとトラックパッドを搭載しているWindowsや2スクロールマウスでも使用可能とのことですが、完全にサポートされているわけではなくバグが出る可能性もあるのでご注意を。
Yelp to Google Maps(Chrome)
Yelpは近所の新しいスポットを検索するには最高のサービスです。不便なのは、Yelp上の地図をクリックするとYelp独自の地図システムに飛んでしまうことです。Yelp to Google Mapsを使えばGoogleマップに直接アクセスできるようになります。
Send to Google Maps(Chrome)/Search with Google Maps(Firefox)
FirefoxとChromeのどちらでも住所を選択し右クリックすればGoogle検索ができますが、Googleマップに直接アクセスできるわけではありません。ChromeのSend to Google MapsとFirefoxのSearch with Google Mapsを使えばその手間を省いてより簡単にGoogleマップにアクセスできるようになります。この拡張機能を使えば右クリックで直接Googleマップ検索ができるようになり、クリック数が削減できます。