手首が痛いという人にとって必要なのは、新しいキーボードやマウスではなく、正しい手首の体勢について知ることかもしれません。1日中パソコンを使って働く人の多くは、自分の手がおかしな角度になっていることに気付かずに何時間もそのままの体勢でいるせいで、腱鞘炎や手根管症候群、神経系のトラブルに悩まされています。
手首を痛める恐れのある使い方
Photo from Vivienne Fleischer手首を右や左に捻って、カーソルを左から右に動かしたり、少し外れたところにあるenter、backspace、delete、tabなどのキーを叩いている。手首はリストレストの上にずっと置いていて、マウスや外れたところにあるキーを使う時だけ手首を捻っている。
この状態を修正するのは1日や2日ではなかなか難しいかもしれませんが、直せばすぐに痛みが消えていくはずです。
正しい手首のポジション
Photo from Vivienne Fleischerまずリストレストを外し、マウスをマウスパッドのような平らなところに置き、手と腕を一緒に動かすようにし、マウスは軽く握ってリラックスします。なんとこれだけで、痛みが無くなり、将来的にもトラブルが起こらないでしょう。
You're Probably Using Your Mouse Wrong|99U
Sasha VanHoven(訳:的野裕子)