仕事が終わりに近づいてくると、最後に思うのは「翌日の仕事のこと」です。ブロガーのTodd Henry氏は、「一日の終わりの数分間を使い、翌朝何をすべきかを計画するとストレスが軽くなる」と説明しています。
調子よく書き進めている途中であえて止めると、次にどこから書き始めれば良いのかがわかりやすくなる。それと同じことです。次の日に何をするべきかを整理して、その日を終える。すると、集中力をあらためて呼び起こすのに役立ちます。
たとえば、ポストイットに何をどこまでやったかを簡単に記しておく。作業途中のウィンドウを開けたままにしておく。そうすれば、海原を休むこともなく泳ぎ続ける魚みたいに、次の日もスムーズに仕事を始められます。
何から始めれば良いのかを考えてから終わる事で、先延ばしや創造性の行き詰まりの負担を減らせます。
1.仕事を終える前に、取りかかっている作業に関して残っている疑問点を把握しましょう。このまま作業を終えずに続けるとしたら、次にすることはいったい何かを考えるのです。
2.それらの疑問、次にするべきことを、ポストイットやメモに書いておき、翌日すぐ目に留まる場所へ置いておきます。
3.席に戻ったとき、一番にすることを明確にしておきます。作業の続きに戻る状況を整えておくのです。これですぐに仕事の続きにとりかかれます。
もちろん故意に仕事を終わらせずに再開が滞っていれば「先延ばし」です。それに、作業は朝やってしまったほうが良いものもあります。仕事を止めずに進め、エンドレスな向上心を持ちたいのであれば、仕事や作業のリスタート地点を明確にすることが大切です。
End With The Beginning In Mind | Accidental Creative via 99u
Eric Ravenscraft(原文)
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