ライフハッカー[日本版]では、平日毎朝、注目の書籍を1冊ずつ紹介しています。読者の皆さんの通勤時間のお供になれたらと2014年も続けていこうと思っていますが、まずは昨年紹介し、実際に読まれていた30冊を紹介します。
書名だけでなく、紹介した記事のリンクも貼っていますので、興味をもたれたらぜひ記事も一読下さい。
1位から10位まで
1.『世界のエリートはなぜ、この基本を大事にするのか?』
戸塚隆将著、朝日新聞出版。取り上げた記事のタイトルは「グローバル・エリートたちの「人のつながり」への投資の仕方」。
能力や経験に関係なく、ちょっとしたコツと心がけ次第で真似できるものばかりで、そのエッセンスは「基本に徹する」ということ。そしてその「基本」は、大きく4つに分類できるそうです。
- 人との「つながり」を大切にする
- 「自分磨き」を一生継続する
- 「日々の成果出し」に強くこだわる
- 「世界的な視野」を常に意識する
上記1.について書かれたChapter 1「人との『つながり』に投資する」から、いくつかを引き出してみます。(続きを読む)
2.『仕事ができる人の「しないこと」リスト:「見切る」「捨てる」「断る」......結果を出す人の絶対ルール』
中島孝志著、知的生きかた文庫。取り上げた記事のタイトルは「「しないこと」を見極めて、仕事を効率化する方法」。
その仕事が「割に合うか、合わないか」という視点を持ち、「しないことリスト」を使いこなすことが仕事を活性化させるというのですが、では、「できる人」になるためにはどうしたらいいのでしょうか? 「<考え方>編『見切る』『捨てる』『断る』力をつける──23の『しないことリスト』」から、いくつかをピックアップしてみましょう。(続きを読む)
3.『「それ、根拠あるの?」と言わせない データ・統計分析ができる本』
柏木吉基著、日本実業出版社。取り上げた記事のタイトルは「データを活用するには仮説を立てるべき:3つのメリットと2つの注意点」。
初めてデータ分析をする人が直面する「データ収集」「分析」「プレゼン資料作成」までのプロセスを解説した書籍。統計の知識ゼロの状態からデータ・統計分析を使いこなす術を学べるため、「それ、根拠あるの?」と突っ込まれてもきちんと説得できるようになるというわけです。(続きを読む)
4.『スタンフォードの自分を変える教室』
ケリー・マクゴニガル著、神崎朗子訳、大和書房。取り上げた記事のタイトルは「自分を変えて「潜在能力を引き出す」スタンフォード大学の人気講義」。
心理学、神経科学、経済学などの最新の科学的成果を盛り込んだ方法論によって、「どうしたら悪い習慣を捨てて健康的な習慣を身につけられるか」「物事をぐずぐずと先延ばしにしないようになれるか」「集中すべき物事を決め、ストレスと上手に付き合うにはどうしたらよいか」が説明されているのです。(続きを読む)
5.『一生お金に困らない「華僑」の思考法則』
大城太著、日本実業出版社。取り上げた記事のタイトルは「失敗とは無縁な、華僑のしたたかなビジネススキル」。
華僑の教えは決して難解なものではありません。聞き慣れないビジネス用語も出てきません。(中略)非常に合理的で当たり前のことばかり。しかも極めてシンプルです。だから実践しやすく応用もしやすい。(続きを読む)
6.『ネガティブシンキングだからうまくいく35の法則』
森川陽太郎著、かんき出版。取り上げた記事は「「脱・ポジティブ」で結果を出す! ネガティブシンキングのススメ」。著者の森川さんには、これ以降、記事連載をお願いしています。
【他人からポジティブに思われたくてしている行動】
・愚痴を言わない
・いつも笑顔でいる
・みんなの前では弱音を吐かない
・叱ってくれた人に「ありがとう」を言う
・落ち込んでいる人がいたら励ます
・いつも前向きなことを言うようにしている...など(続きを読む)
7.『ただのサラリーマンが時間をかけずに半年でTOEICテストで325点から885点になれたラクラク勉強法』
杉村健一著、アスコム。取り上げた記事は「これは使えそう...。「TOEICで885点をとったサラリーマンの英語学習本」を読んで」。刊行自体は2012年ですが、引き続き本は売れ続けていたようです。
1.著者は半年勉強しただけで、「頑張らずに」885点を取った。
2.TOEICのスコアを上げたければ、英語に関する力すべてを上げる必要はない。
3.著者の勉強時間約200時間のうち、家での勉強は合計20時間ほど。あとはスキマ時間を活用。
4.中学&高1レベルをちゃんと復習できれば500点くらいは取れる。
5.単語力を上げれば600点台まで上げられる。(続きを読む)
8.『トヨタの片づけ』
OJTソリューションズ、中経出版。取り上げた記事は「すぐ役に立つ10の「トヨタ流片づけ術」」。
5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)という考え方があるトヨタには、片づけの文化が浸透しているそうです。そして、その点に注目した『トヨタの片づけ』(OJTソリューションズ、中経出版)の著者は、「デスクの上が整然と片づけられている人ほど、段取りよく仕事をこなしています」と断言します。(続きを読む)
9.『「あたりまえ」からはじめなさい』
千田琢哉著、星海社新書。取り上げた記事は「成功する人がやっている10の「あたりまえ」」。こちらも刊行は2012年です。
文字どおり「あたりまえ」なことの重要性を説いた書籍です。たとえば「あいさつをしましょう」「ありがとうと言いましょう」「時間を守りましょう」などなど。どれも、拍子抜けするほど「あたりまえすぎる」かもしれません。しかし、著者は言います。(続きを読む)
10.『部屋を整えて人生を好転させる そうじ習慣手帳』
今村暁著、ワニブックス。取り上げた記事は「そうじを習慣化すると得られる5つの「デトックス」効果」。
7週間にわたるそうじ法がわかりやすく紹介されており、写真もふんだんに盛り込まれているため、とても実践しやすい内容。そのなかから、基本の部分である「ハウスデトックスの5大効果」に注目してみましょう。そうじを続けて家がデトックス(浄化)されることによって得られる効果を説明した部分です。(続きを読む)
11位から30位まで(取り上げた記事のリンクつき)
11.『深夜特急めし 109』(ヤスナリオ著、主婦と生活社)(取り上げた記事はこちら)
12.『価格の心理学 なぜ、カフェのコーヒーは「高い」と思わないのか?』(リー・コールドウェル著、武田玲子訳、日本実業出版社)(取り上げた記事はこちら)
13.『30日で人生を変える「続ける」習慣』(古川武士著、日本実業出版社)(取り上げた記事はこちら)
14.『99%の人がしていない たった1%のリーダーのコツ』(河野英太郎著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)(取り上げた記事はこちら)
15.『あなたが上司から求められているシンプルな50のこと』(濱田秀彦著、実務教育出版)(取り上げた記事はこちら)
16.『たくらむ技術』(加地倫三著、新潮新書)(取り上げた記事はこちら)
17.『「編集手帳」の文章術』(竹内政明著、文春新書)(取り上げた記事はこちら)
18.『統計学が最強の学問である』(西内啓著、ダイヤモンド社)(取り上げた記事はこちら)
19.『一生モノの英語勉強法』(鎌田浩毅・吉田明宏著、祥伝社新書)(取り上げた記事はこちら)
20.『指導しなくても部下が伸びる!』(生田洋介著、日経BP社)(取り上げた記事はこちら)
21.『初速思考 30代で一気に突き抜ける人の集中戦略』(金田博之著、日本実業出版社)(取り上げた記事はこちら)
22.『誰でもデキる人に見える 図解de仕事術』(多部田憲彦著、明日香出版社)(取り上げた記事はこちら)
23.『ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた』(堀江貴文著、角川書店刊)(取り上げた記事はこちら)
24.『アップル帝国の正体』(後藤直義、森川潤著、文藝春秋)(取り上げた記事はこちら)
25.『面白い本』(成毛眞著、岩波書店)(取り上げた記事はこちら)
26.『2回以上、起業して成功している人たちのセオリー』(博報堂ブランドデザイン著、アスキー新書)(取り上げた記事はこちら)
27.『ジャスト・スタート 起業家に学ぶ予測不能な未来の生き抜き方』(レオナード・A・シュレシンジャー、チャールズ・F・キーファー、ポール・B・ブラウン著、清水由貴子訳、阪急コミュニケーションズ)(取り上げた記事はこちら)
28.『何をやってもうまくいかないあなたがたった1分で自分を変える100の方法』(小倉広著、中経出版)(取り上げた記事はこちら)
29.『仕事は6倍速で回せ!』(石塚孝一著、祥伝社)(取り上げた記事はこちら)
30.『コンサルタントが使っているフレームワーク思考法』(高橋健三著、中経出版)(取り上げた記事はこちら)
(ライフハッカー[日本版]編集部)
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