Androidにデフォルトで搭載されているAndroidギャラリーも決して悪くないのですが、例えば特定の写真をパスワード保護したり、好きなようにソートしたりなど、もう少し多機能なものが欲しいという場合「QuickPick」というギャラリーアプリがオススメです。
QuickPic
【機能性】
- リストビューのグリッドから携帯に保存されている画像、動画を表示
- 光の早さで表示されるサムネイルレンダリング
- スワイプジェスチャー、センサーベースローテーション機能付きのフル画面ブラウジング
- ギャラリーから画像をクロップ、回転、リサイズ
- 名称または日付で画像をソート
- 画像を壁紙、連絡先アイコンに設定、または他のアプリと共有
- ギャラリーの特定のフォルダを含める/含めないなどの設定も可能
- 他の人に見られたくない画像をパスワード保護
- 表示モードおよびオプションも多数
【長所】
QuickPicはシンプルながらもとてもスムーズなギャラリー体験を実現させてくれるAndroid用アプリです。サムネイルレンダリングはこれまで我々が試したギャラリーアプリの中でもトップクラスで、搭載されている編集機能もとても便利に使うことができます。アルバムアートを保存している音楽フォルダなどをギャラリーに表示させない機能や、他の人に見られたくない画像をパスワード保護する機能なども外せない機能です。今のところ広告もなく完全に無料で使用することができます。
【短所】
QuickPicにはベーシックユーザが欲しがるであろう機能は全て取り揃えていますが、例えばF-Stopのタグ機能やソート機能、JustPicturesのクラウドサービスサポートなど他のアプリにあるような高度な機能性は搭載されていません。全てとは言いませんが、その一部でもQuickPicに搭載されるとより便利になるかとは思いますが、スムーズに簡単に快適に使えるアプリで居続けてくれる限りは我々のお気に入りアプリであることには間違いありません。
【競合】
多くの画像をFlickr、Picasa、Facebook、500pxなどのクラウドサービスに保存している方であれば、かつて我々のお気に入りだったJustPicturesがベストチョイスです。これらのサービス全てにアクセス可能なギャラリーが用意されていて、QuickPicにある機能性の多くも兼ね揃えています(残念ながら編集機能はありませんが)。また画像は完璧な1:1ピクセル比率では表示されず、アプリ内で圧縮されたように見えてしまいます。ですが、クラウドサービスを多用している方であれば、やはりこの選択肢は譲れません。
写真のソートに高度な機能を使いたい、という方の場合、F-Stop Media Galleryも一見の価値ありです。とてもパワフルなタグ付け機能により、タグや評価をJPGファイル内に埋め込んでくれます。タグでの検索はもちろんのこと、他の通常オプションでの検索も可能です。携帯に写真をたくさん保存している人であればこのアプリがベストチョイスかも知れません。
Fish Bowlも人気の高いアプリで、クールな必見機能をいくつか搭載しています。インターフェースはお世辞にも美しいとは言えませんが、画像のグリッドは面白いレイアウトとなっています。またDelete Guard機能が付いているで、間違って画像を削除してしまうこともありません。また画像を横並びにして比較してみることも可能なので、この作業を頻繁に行う方にはとても便利です。
またFlayvrも人気の高いオプションです。他と比べてちょっと構造が変わっているのが特徴です。それぞれのフォルダのグリッドを表示するのではなく、Flayvrは撮影日と画像の見映えに基づき、フォルダをイベントごとに分類し、重要な瞬間を簡単にブラウズできるようにしてくれます。タイムラインにある全ての画像を表示させるなかなかクールな方法ではあるので、1度Flayvrも試してみて下さい。
もちろん、この記事で紹介できるアプリはほんの一部なので、特に人気の高いものだけを選んで紹介しています。どうしても譲れないギャラリーアプリがある! という方はぜひコメントでその理由も一緒に教えてください。
Whitson Gordon(原文/訳:まいるす・ゑびす)