Dumb Little Man: 多くの仕事を抱えていると、どこから手をつけていいかわからず、いっぱいいっぱいになってしまうことがあります。しかし、少しの工夫で効率的に仕事をすることは可能です。今回は、誰でも簡単に生産性を上げられる6つの方法を紹介します。
1.1日の最後に翌日のToDoリストをつくる
1日を振り返ったときに、やろうと思っていたことができなかったときのがっくり感ほどイヤなものはありません。それを避けるには、その日の最後に翌日のToDoリストをつくるのがオススメです。その日やったことを振り返り、次にやるべきことの優先順位を考えられます。翌朝、そのリストを見れば、すぐ仕事に取りかかれ、効率的な仕事の流れを築くことができるのです。
2.Eメールのチェックを1日2回に制限する
そんなことは不可能だと思いますか? たしかに、私たちはかなりの時間をメールチェックに使っています。でも、それが問題だということもわかりますよね? 私たちの給料は同僚とのやりとりではなく、効率的なコミュニケーションを経て仕事をこなすことに支払われているのです。
私にとっては、午前11時と午後3時がメールチェックに最適な時間です。あなたも自分にとって最適な時間を2つ決めてください。その時間以外は、仕事に集中しましょう。そして、仕事中に新たにやるべきことを見つけたら、優先順位をつけてToDoリストに追加し、1日の最後に見直してリストを整理するのです。
3.難しい仕事は最初にとりかかる
受刑者を仮釈放するという決断の多くは、午前中になされる事実を知っていますか? 専門家はこの傾向について、裁判官の「遅い時間になるほど食事や休憩をとりたくなる」という生理的な欲求が背景にあるとコメントしています。
しかし、こうしたことは一般市民にも共通して言えることです。私たちのエネルギーレベルは朝からランチタイムまでの時間が高く、ランチを食べたあとに再度上昇して、そして4時移行はエネルギーが少なくなっていきます。ですので、難しく大変な仕事は朝のうちに終わらせましょう。
4.仕事中に遊びの時間をつくる
時間を細かく区切って、スケジュール通りにこなしていくことは大切ですが、仕事中にハッピーでいるためには、ちょっとした「遊びの時間」をつくることも必要です。あなたが真面目な従業員であれば、10分間だけFacebookやYouTubeを見たり、同僚と冗談まじりの会話をしていたりしても、上司は目くじらを立てないでしょう。
また、3で紹介したように、遊びの時間は4時以降、頭の働きがにぶってきたときにすべきです。
5.「あとでやるノート」をつくる
これは私の超お気に入りの仕事ツールです。皆さんも使ってみれば、いかに頭が解放されるかを実感できるでしょう。シンプルなアイテムですが、抜群の効果を発揮します。毎日新しいページを使って、あとでやることを書き込むのです。
必要なのは小さめの適当なノートだけ。そこに、仕事中、気が散ったときに思い浮かんだことを書き留めていきます。そして、時間が空いたとき「だけ」に、ノートを読み返して、書いたことを実行しましょう。読みたい記事、携帯メッセージのチェック、気になるウェブサイトをサッと見てみるなどです。
6.仕事を1時間単位で区切る
何時間もデスクに座っていれば、疲れて集中力が切れるのは仕方の無いことです。原因はさまざまですが、血糖値の低下、同じ場所にずっと座り続けていること、スクリーンを見続けることなどが挙げられます。
生産性を高め、クリエイティビティを発揮し、やる気が高い状態を保つには、こまめに休憩をとることが大切です。携帯のタイマーを1時間にセットして、1時間ごとにデスクを3~4分離れるようにしましょう。デスクに戻ったら、タイマーをまた1時間セットしましょう。休憩中は仕事について考えないようにしてください。
水を飲む、新鮮な空気に触れる、オフィスの中をちょっと歩き回る、同僚と話す、静かな場所でストレッチする、といったことは休憩中やるのに最適です。
多くの仕事を目の前にして、いっぱいいっぱいになってしまうこともありますが、少しの計画と工夫で効率的に日々を送ることは可能なのです。
6 Easy To Install Productivity Habits|Dumb Little Man
Stuff Mother Taught Us(訳:佐藤ゆき)
Photo by Waleed Alzuhair