眠りたいのにすぐに寝付けなくて困ったことはありませんか? そんなときにおすすめのちょっとした心理ハックを紹介しましょう。

体が恐ろしく疲れ切っているかのように想像すると眠れるのです。

ブロガーのZane Claesさんは「Life by Experimentation」で次のように書いています。

体が疲れ切っている状態を頭で思い描くのです。どうやったら眠れるだろうかとか、明日のこととかを考えてはいけません。

体が疲れ切った状態をビジュアルで思い描くのです。まぶたを開けていられず、口は半開きになっていて、腕が重くて少しも上げられないような状態。ベッドに体が沈み込んで、一気に暗闇に落ちていくような、あの感じです。

口元に微笑みを浮かべるだけで幸せな気分になるという研究結果があります。また、スポーツ選手は良いパフォーマンスをしている自分を試合時に思い描くそうです。

このやり方を眠りにも応用した試みです。

私自身は体全体が重いもので押されているような想像をよくします。まるで得体の知れない何かが、私の意識を私の中から追い出して、体だけをベッドの奥深くに押し込んでいるような感じです。

「眠りに落ちる」という表現をしますが、これこそが「落ちる」という言葉が使われている理由だと思います。落ちるイメージを抱くことで、頭と体をつなげ、眠気という衝動を起きやすくするのです。

次の日に早く起きなければならないのに眠れないという悪循環にハマりそうになった時など、やってみるだけの価値があると思います。Claesさんは、通常15〜30分かかっていたのが2分以内に眠れるようになったそうですよ。

他にも「フィボナッチ数列を使うやり方」もありますのでそちらも試してみてください。

Sleep Hack: Fall Asleep in 2 Minutes or Less | Life by Experimentation

Melanie Pinola(原文/訳:的野裕子)

Photo by agoode.