Android(要Root):Androidデバイスのバッテリーが一日持たないという悩みを抱えていて、すでにRoot化している方には『Greenify』という便利なユーティリティがオススメです。

Greenifyは使い終わった後もバックグラウンドでバッテリーを消耗させ続けるアプリを自動でハイバネーション(休止状態)に切り替え、バッテリーが長持ちするように仕向けてくれるアプリです。

米Lifehacker読者TexasRangerさんが、このGreenifyの存在を教えてくれたので、米Lifehackerでもさっそく試してみたそう。すると、Droid Bionicのバッテリーが1日持続するようになり、その差は実際に体感できるほど明確だったとのこと。インストールが終わったら、Greenifyがバックグラウンドに移動したい際にハイバネーションに切り替えを行うアプリを追加。ハイバネーションのアプリ、バックグラウンドで実行中のアプリ、使い終わったらGreenifyによって切り替えが行われるアプリはいつでも確認できます。

Greenifyは実際のところあまりオススメできないいわゆるタスクキラーではないのでアプリをフリーズさせるわけではありません。

起動している状態の時と同じようにデータを移行させることも可能です。アプリの切り替えを行うと、使っていた時の状態で再開されます。

Greenifyはこれらのアプリが新しいバックグラウンドプロセスを起動させないように監視する(タスクキラーの問題点)だけなので、アプリを解凍させる必要はありません。このアプリが『Titanium Backup』などのタスクキラーやユーティリティとどう違うのかについて、開発者でありXDAメンバーのoasisfengさんがXDAフォーラムで説明してくれています。

よく使うアプリの一部をハイバネーションリストに追加してしばらく使ってみたところ、バッテリーの持ちには明確な違いが感じられました。ハイバネート状態にあるアプリを使用する場合、気持ち遅れが生じますが、これはデバイスのスペックによるものかもしれません。

アプリをハイバネート状態にするとプッシュ通知やメッセージ、アラームなどの機能が使えなくなるので注意が必要です。またGreenifyの無料版ではシステムアプリケーションをハイバネートさせることはできません(299円のドネーションバージョンでは可能です)。より詳しく知りたい方は下記のリンクからどうぞ。

Greenify(無料/299円:ドネーションバージョン) | Google Play via XDA Developers

Alan Henry(原文/訳:まいるす・ゑびす)