ドクター中松先生の「アレ」を彷彿させるいでたち...
アメリカの名門、ライス大学の学生たちが発明したのは「歩く」ことでエネルギーを生み出すことのできる靴。彼らは歩行の際はじめに地面に着くかかとに着目。ここにスプリング状のしかけを作り、一歩踏み出すごとにギアが回転。モーターを逆転させることで発電を起こすことに成功しました。
生み出された電力は電圧レギュレーターからワイヤーを通じてベルトに取り付けられたバッテリーパックへ送電。バッテリーパックは蓄電することができるので、ある程度エネルギーが溜まったら携帯電話やポータブルプレーヤーなどを充電することができます。
開発した学生たちは将来的にこの機器を生命維持装置などの医療機器に応用できないかと考えており、そのために軽量化と発電効率の向上に向け研究を続けているそうです。
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以上、ギズモード・ジャパンのこちらの記事より転載しました。スマートフォンやノートパソコンをはじめ、私たちにとっても悩ましいバッテリーの充電問題。こうしてさまざまな研究が進むと、「バッテリー切れ」なんて言葉が死語になるような世界がやってくるのかも...しれませんね。その他、ギズモード掲載の関連記事として、下記もどうぞ。
(文:KITAHAMA Shinya、補:ライフハッカー[日本版]編集部)