子育て中は、いざという時に子どもを預けられる場所があるだけで安心感を得られます。 そんなとき、かつての日本では近所の家に預かってもらったものでした。
それに似た、親同士で助け合いながら子どもを育てるという地域の助け合い活動を米メディア「Wise Bread」が紹介していました。同活動では、信頼しあえる親同士がグループになり、交代で子どもたちの面倒をみているそうです。そして、ここからがアメリカ流。グループのメンバーが平等に預けあえるように、クレジット制を導入しています。他の家の子どもを預かるとクレジットがたまり、それを使って自分の子どもを預けられるようになっているそうです。クレジットやスケジュールの調整には「sit4sit」などの専門サイトや、Googleドキュメントなどのクラウドサービス利用しているとのこと。
メンバー同士が協力しあい、お互いに子どもを預かりあえば、自由な時間が持てるという相互扶助システムです。専門のベビーシッターさんやお手伝いさんに依頼するよりもリーズナブルだそう。保護者同士との交流の場としても良さそうですよね。
日本でも、子どもを持つ親同士で一時的に預けあうネットワークやサークルが各地にできているようです。ちょっと困ったときに、「預かりあい」も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
How to Save on Babysitting Without Ending Up on the Local News | Wise Bread
Shep McAllister(原文/抄訳:kiki)