健康的な体重を維持するには、食事の量をいかにコントロールするかがポイントです。しかし、カロリー計算も、食事の量をカップで計量するのも面倒ですよね。そこで、自分の手を使って、タンパク質、野菜、炭水化物、脂質の適量をすばやく簡単に測る方法を紹介しましょう。以前手を使ってざっくりと分量を測る方法を掲載しましたが、これは1カップや大さじ1杯などを自分の手で測るものでした。米健康系メディア「Livestrong」に載っていた方法は、もっと覚えやすくて食事の量をコントロールするのに参考になります。4つの栄養素の食事量を完ぺきに測るには、手で測る方法を4種類覚えればいいだけだそうです。以下、「一回」の食事で必要な量を紹介します。
- 手の平:タンパク質の量
- 握りこぶし:野菜の量
- 器型にした手の平:炭水化物の量
- 親指:脂質の量
男性女性、それぞれ次のようになります。
男性
- 手の平2つ分のタンパク質
- 握りこぶし2つ分の野菜
- 器型にした手の平2つ分の炭水化物
- 親指2つ分の脂質
女性
- 手の平1つ分のタンパク質
- 握りこぶし1つ分の野菜
- 器型にした手の平1つ分の炭水化物
- 親指1つ分の脂質
手の大きさは人によって違います。だからこそ、このやり方で自分の体に本当に合った食事の量を測ることができるのだそうです。
ただし、他の栄養摂取の目安と同様にこのガイドもあくまで指標のひとつとして使ってくださいね。空腹もしくは満腹の具合などに応じて、臨機応変に食事をするようにしましょう。
A Quick and Easy Way to Estimate Portion Size | Livestrong
Melanie Pinola(原文/訳:的野裕子)