2年ほど使ったMacBook Pro 15インチがカーネルパニックを繰り返すので、思い切ってiMac 27インチを購入しました。はじめてのMacの画面解像度が512 × 342だったことを考えると、2560 × 1440ピクセルのiMacは異次元の広さで、使い始めて1カ月ほどが経過しますが、未だ活かしきれていません。
そのiMacでイヤフォンを使う場合、画面の裏に手を回してヘッドフォンジャックへイヤフォンを差し込みます。iMac 27インチくらい画面が大きいと、都度、画面の裏に手を回すのは面倒ですし、イヤフォンのケーブルが机を斜めに横断します。イヤフォンジャックへ付けたり外したりを何度か繰り返していると、恨めしく思える程の使い勝手の悪さです。
2000円ほどの投資で、この使い勝手の悪さを改善してくれるアイテムがあるので、紹介します。そのアイテムとは、Bluetooth(ブルートゥース)のオーディオレシーバーです。
私が使っているのは『Hanwha BTfrii』で、Amazonから2000円程度で購入ができます。これは、イヤフォンジャックが付いた4cm × 5 cm 程度の小さな箱で、USBバスパワーで動作します。
電源確保のために、USBケーブルを引き回す必要があるのと、イヤフォンを付けるので手元に置いておく必要がありますが、これを使うことで、オーディオの出力ソースが「iMacのヘッドフォン」と「Bluetoothオーディオ」の2系統になります。おかげで、Hanwha BTfriiにイヤフォンを付けたままにでき、画面の裏に手を回して、イヤフォンを付け外しする手間から解放されます。
これに加えて、ライフハッカーでも紹介した、メニューバーからオーディオの出力ソースが切り替えられる『AudioSwitcher』を合わせて使うと便利です。例えば、Bluetoothオーディオへサウンドを出力する場合は、メニューバーの[AudioSwitcherアイコン]をクリックして[BTfrii Stereo]を選択するだけです。
(過去記事)オーディオソースが簡単に切り替えられる『AudioSwitcher』
iMacの使い勝手に、もうひと工夫欲しいところですが、私と同じように不自由な思いをされて居る方がいれば、ぜひともお試し下さい。最後になりましたが、Hanwha BTfriiは、Amazonのカスタマーレビューでは、音がブツブツと途切れると書かれていますが、私が使うiMacでは、こうした現象はなく、何の不具合もなく使えています。こちらも合わせて紹介しておきます。
(傍島康雄)