Windows 7に問題が起きた時は、インストールCDからリカバリツールを起動することができました。しかし、多くのWindows 8ユーザーはインストールCDを持っていません。そこでフラッシュドライブを使ってリカバリ作業を行う方法を紹介します。市販のWindows 8 PCによくあるリカバリパーティションの削除方法も一緒にどうぞ。通常のハードディスクをお持ちの方であれば、リカバリパーティションが占拠する15GB前後のスペースはそれほど気にかかる存在ではないかもしれません。ただ、容量が小さめのSSDの場合はできるだけあけておきたいものです。リカバリフラッシュドライブが手元にあると何かと便利。しかも、作り方もはそれほど難しくありません。

  1. 256MB以上の容量があるフラッシュドライブを用意します。もし手持ちのPCにリカバリパーティションがある場合はそれと同じ大きさ以上にしましょう。フラッシュドライブを挿入し、ドライブが空になっていることを確認します。
  2. スタート画面を開き、「回復ドライブ」を検索。「回復ドライブの作成」を選択します。Windows 8ではリカバリのことを「回復」と呼んでいます。
  3. リカバリフラッシュドライブの作り方

  4. 回復ドライブの作成ウィザードに従って進めて行きます。Windows 8が既にインストールされた状態で購入したパソコンの場合、「回復パーティションをPCから回復ドライブへコピーする」というオプションがあるのでそちらを選択。
  5. リストから自分のフラッシュドライブを選択し、作成をクリック。「回復パーティションを削除します」を選べば、PCの容量を軽くできます。

これで、パソコンに問題が起きた時にフラッシュドライブから起動できます。Windowsのリカバリツールまたは製造元のリカバリツールがある場合はそちらを使用しても構いません。リカバリツールが手に入るだけでなくスペースも確保できるので、ぜひお試しあれ。

How to Delete Recovery Partition in Windows 8|Into Windows

Whitson Gordon(原文/訳:まいるす・ゑびす)