ライフハッカーでは以前から「やせたいなら寝るべし! 簡単「睡眠ダイエット」とは...?」や「ビートたけし流「絶対にやせるダイエット方法」」、「炭水化物を週のうち2日間だけ抜く「2日間だけダイエット」が効果ありとの研究結果」などの記事で、ダイエットにまつわるさまざまな考え方やティップスを紹介しながら理想的なダイエット方法を模索してきました。
そして先日、とても興味深いダイエット方法が、ライフスタイルメディア「MYLOHAS」で紹介されていました。以下、こちらの記事より転載します。転載元の記事には著者によるセミナーの情報も掲載されていますので、ぜひご覧ください。
もうすぐ春だというのに、年末年始に加速した冬太りが、いまだに解消できない人も多いはず。
「太る」とは、カラダの中の余分なものをうまく排出することができなくなった状態です。それにはさまざまな要因と改善策がありますが、「漢方」では大きく分けて2つの太り方のタイプがあると考えます。ひとつは、カラダに熱がこもってしまう「熱タイプ」。そしてもうひとつは、冷えなどの症状がある「寒タイプ」です。このふたつタイプの特徴と改善策を知って、冬太り解消に役立ててください。■「熱タイプ」とは?
体内に熱がこもりやすいため、水分を消耗してしまい、腸をうるおすことができなくなって便秘になりがち。また、熱によって水分が変化し、巡りを妨げる余分な水となってカラダに溜まってしまうため、いわゆる水太りのような感じで体重が増えてしまう。
◯ 太鼓腹
◯ 美食・過食の傾向
◯ 油濃いもの好き
◯ 冷たいもの好き
◯ 高血圧
◯ のぼせ
◯ 肩こり
◯ 赤ら顔
◯ 胃熱
◯ 口臭
◯ 吹き出物
◯ 体重が激しく増減する
◯ 声が大きくなる など
<症状を改善する食べ物>
・カラダを冷やす食材
大根/ゴボウ/白菜/白ごま/水菜/夏野菜/アロエ/パイナップル/バナナ/イチジク/こんにゃく など
・カラダに不必要な水分を排出する食材
はと麦/緑豆/サトイモ/海藻類 など
便秘をともない、どうしても改善できない場合は、便秘を解消する生薬「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」や「大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)」が配合された市販の漢方薬で一時的にサポートするのも手です。
<オススメの漢方薬>・ロート和漢箋防風通聖散(防風通聖散ベース)
・コッコアポA、新コッコアポS(防風通聖散ベース)
・タケダの漢方便秘薬(大黄甘草湯ベース)
■「寒タイプ」とは?消化機能の低下により、カラダを温める作用がある血液をつくり出すことができず、カラダに余分な水分が溜まってしまう。その状態が停滞することにより体重が増えてしまう。
◯ むくみ
◯ 冷え
◯ 疲労感
◯ 不眠・多夢
◯ 上半身は華奢なのに下半身が太くなる
◯ 筋肉にしまりがなく、ぽっちゃりする
◯ 体重の割に体脂肪が多くなる
◯ 汗が出やすくなる
◯ カゼなどをひきやすくなる
◯ カラダが重く感じる
◯ 食が細くなる など
<症状を改善する食べ物>
・カラダを温めてくれる食材
穀類/イモ類(サトイモは、カラダの余分な水分も排出してくれるので特にオススメ)/羊肉/鶏肉/エビ/鮭/鯵 など
・カラダの血を補ってくれる食材
ほうれん草/ニンジン/落花生/イカ/ぶどう など
・カラダに不必要な水分を排出する食材
はと麦/とうもろこし/あずき/冬瓜 など
さらに、カラダのむくみの原因である水分代謝の解消、消化吸収機能の改善の代表的な漢方薬として「防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)」が配合された市販の漢方薬で一時的にサポートするのも手です。
<オススメの漢方薬>・ロート和漢箋防己黄耆湯(防己黄耆湯ベース)
・コッコアポL(防己黄耆湯ベース)
年末年始の冬太りは、食生活を見直したり、リフレッシュする時間を設けることで、わりあい短期間で改善に向かう傾向にある「熱タイプ」の人が多いと思います。でも、油断は禁物! ライフスタイルがそのまま常習化してしまうと、粘り強い体質改善を必要とする「寒タイプ」をともなう肥満体質になってしまう危険性も。そうなる前に、早めの改善を目指したいですね。
無駄なく痩せる! タイプ別・漢方ダイエットの秘訣 | MYLOHAS
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(ライフハッカー[日本版]編集部)
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